田中圭「本気でふざけた」 『ザ・ロストシティ』アフレコの様子収めた吹替版予告公開

 6月24日に公開される映画『ザ・ロストシティ』の日本語吹替版予告が公開された。

 本作は、サンドラ・ブロックが主演を務めるほか、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットらが出演する謎解きアドベンチャー大作。『トム・ソーヤーの盗賊団』のアーロン・ニー&アダム・ニーが監督を務めた。

 主演・プロデューサーを務めたブロックが演じるのは、人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ。彼女が書いたロマンティックな冒険もの小説をきっかけに、伝説の古代都市「ロストシティ」をめぐるノンストップ・アドベンチャーが開幕。彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じる薄っぺらいセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)、謎の億万長者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)、そして颯爽と登場する謎の超絶イケメン、ジャック(ブラッド・ピット)らが登場する。果たして、億万長者が狙っているロストシティとは何なのか。彼らはこのロストシティに隠された“謎”を解き明かし、無事に抜け出すことができるのだろうか。

映画『ザ・ロストシティ』日本語吹替版予告

 公開されたのは、テイタムの吹き替えを田中圭が務めた吹替版予告。ジャングルで追手から逃げるなか、アランの背中に大量のヒルが張り付いていることに気づきパニックになるシーンでは慌て叫び大騒ぎ。ヒルに触れることもできずに、ロレッタに取ってもらうというアラン。演じたテイタムのリアクションに負けじと、田中が全力で慌てふためく。映像からもわかる通り、田中は本作で膨大なセリフ量に挑戦した。

 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)、『ゴジラvsコング』(2021年)に続く3度目となる実写映画の吹き替えに、「吹き替えはすごくやってみたいという思いがあったので、今回機会を頂けて、頑張りたいなと素直に嬉しかったし、やりたいという気持ちが強かったです」と明かした田中。本作については、「クスって笑っちゃうところもあれば、かっこいいところもありバランスがよくて、大胆なボケが『海外(ハリウッド)の映画っぽいな』と感じ面白く観ました」とコメント。気合十分で臨んだアフレコを終えると、「とても難しかったです! あまりに難しくて、途中で心が折れそうになる瞬間が何度もありました。今回改めて思ったのは、自分の声は自分が思っている以上に若いということ。色んなことを気を付けながらというのがすごい難しかったです」と感想を口にし、普段の演技とは違うスキルが求められることの苦労を明かした。

 一方で、「全部のシーンが難しかったですが、全部のシーンが楽しかったです。これでいいのかな、やりすぎかな? と思いながらも、あてることが楽しかったです」ととても楽しんだ模様。演じたキャラと自身と似ているところについて問われると、「ふざけたがりなところが似ている」と分析。「映画と同じジャングル脱出というシチュエーションに置かれたら?」という質問に対しては、「虫が嫌いだから全然テンションがあがらないし、かっこよく謎解きはできない!」と回答。最後に、「チャニング・テイタムさんの魅力をそのまま伝えようと頑張りました。笑えて、興奮して、ドキドキできるとても楽しい映画になっています!」とコメントした。

■公開情報
『ザ・ロストシティ』
6月24日(金)全国ロードショー
監督:アーロン・ニー&アダム・ニー
プロデューサー:ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、セス・ゴードン
出演:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ブラッド・ピット
配給:東和ピクチャーズ
(c)2022 Paramount Pictures. All rights reserved.
公式サイト:thelostcity.jp
公式Twitter:twitter.com/paramount_japan
公式Instagram:instagram.com/paramount_japan

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