愛されたければ、愛するということ 『私の解放日誌』を通して考える究極の愛

 「今日はきっといい日になる」そう思って、変わり映えのしない毎日を人は歩んでいく。Netflixで毎週配信中の『私の解放日誌』。第3話、第4話が配信され、田舎暮らし3兄妹の「解放」への糸口が少しずつ見えてきた。

愛をちょうだい、くれた分だけ返してあげる

 人は誰だって愛されたい。長女のギジョン(イ・エル)は、必死に愛を求めていた。彼女は、「男女の究極の愛」について考えるとき、例えば斬首された夫の頭を見て、逃げるでも気絶するでもなく、スカートで受け止める女になりたいと答える。自分に何が足りないのか、思い切って恋愛マスターの同僚に聞いてみると、彼はギジョンに「男は自分が好きなタイプはずっと変わらない」「いい人が現れたら先に声をかける努力をするべきだ」と言うのだった。自分の求めている人物像を知ったギジョンは、受け身ではなく、自分から動く恋を見つけ出そうとする。

 また次女のミジョン(キム・ジウォン)も、何もすることがないなら崇めて欲しいと、父の工場で働くク(ソン・ソック)に求めていた。クは「崇める」とは何かと考え、動揺しつつも、ミジョンに「誰かを満たしたことはあるのか?」と問いかけた。

 ミジョンが憧れを抱いている幼なじみのヒョナ(チョン・ヘジン)も、「愛をちょうだい」「くれた分だけ返してあげる」と叫んだ。人は求めるだけではだめなのだ。見返りを求めてでも、こちらから与えなければ何も始まらない。何かが始まる瞬間は、全て自分の行動が理由となる。

 これらの出来事がが原動力となり、ミジョンは「解放クラブ」という名の社内同好会をスタートさせることとなる。各自何かかから抜け出すクラブ。自分を変えたいが、正当な怒りを手放したくなく我慢をしているサンミン(パク・スヨン)とテフン(イ・ギウ)と結成した。ミジョン自身も、なぜみんなどうせ死ぬのに楽しそうに生きているのか理解できず、心から幸せと喜びを感じたいと願っていた。

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