イーサン・ホーク×スコット・デリクソン『ブラック・フォン』7月公開 予告&ビジュアルも

 ブラムハウス・プロダクションズによるサイコスリラー『The Black Phone(原題)』が、『ブラック・フォン』の邦題で7月1日に日本公開されることが決定。あわせて日本版キービジュアルと予告編が公開された。

 『透明人間』ではリー・ワネル監督、『ゲット・アウト』ではジョーダン・ピール監督、『スプリット』ではM・ナイト・シャマラン監督とタッグを組み、スリラー作品を数多く世に送り出してきた映画製作集団ブラムハウス・プロダクションズが新たにパートナーとして選んだのは、『ドクター・ストレンジ』『エミリー・ローズ』などで知られるスコット・デリクソン監督。

 そんなデリクソン監督が新たに手がけた本作は、スティーヴン・キングの息子であるジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集『20世紀の幽霊たち』に収められた短編『黒電話』を原作としたサイコスリラー。のイーサン・ホークが主演を務めるほか、『フォー・オール・マンカインド』のメイソン・テムズ、『ラ・ヨローナ ~泣く女~』のマデリーン・マックグロウらがキャストに名を連ねる。

 舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く……。それは、この部屋の恐怖と真実を知る死者からのメッセージだった。一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は、兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。

映画『ブラック・フォン』予告編

 公開された予告編には、地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖と、ホーク扮する得体の知れない連続誘拐犯人の不気味さが際立つ映像に仕上がっている。

■公開情報
『ブラック・フォン』
7月1日(金)全国公開
製作:ジェイソン・ブラム
監督:スコット・デリクソン
原作:ジョー・ヒル『黒電話』
出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ
配給:東宝東和
(c)2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone
公式Twitter:@uni_horror
公式Instagram:@universal_eiga
公式FaceBook:@universal.eiga

関連記事