図書館が実は“武器庫” キャラの個性が光る『ガンパウダー・ミルクシェイク』本編映像

 カレン・ギラン主演映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』の本編映像が公開された。

 本作の監督・脚本を務めるのは、『オオカミは嘘をつく』のナヴォット・パプシャド。主演に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのギランを迎え、シスターフッドを讃えたハードボイルド・アクション映画を完成させた。

 ネオンきらめくクライム・シティ。主人公・サムは、この街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。だがある夜、ターゲットの娘エミリーを匿ったことで組織を追われ、命を狙われる羽目に。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける2人は、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込んだ。図書館秘蔵の銃火器の数々を手に、壮烈な反撃を始める。

図書館が実は“武器庫” 『ガンパウダー・ミルクシェイク』本編映像

 公開された本編映像は、図書館での戦闘シーン。この図書館は表向きの顔で、実は名うての殺し屋だった3人の女性図書館員が運営する犯罪者御用たちの武器庫だ。そんな女たちの聖域に逃げ込んだ主人公サム(カレン・ギラン)と8歳の少女エミリー(クロエ・コールマン)は、サムの母スカーレット(レナ・へディ)、女性図書館員のアナ・メイ(アンジェラ・バセット)、マデリン(カーラ・グギーノ)、フローレンス(ミシェル・ヨー)の助けを借りて、追手の悪党どもとの死闘に身を投じていく。

 マデリンはワンボックスカーにエミリーを避難させて、ジャニス・ジョプリンの楽曲「心のカケラ」をヘッドフォンで聴かせる。これから起こる阿鼻叫喚の音から、少女エミリーを守るために。そして迫りくる殺し屋たちにサンルーフからガトリング砲を乱射。大量の空の薬莢が雨あられとエミリーの頭上に降り注ぐ。

 サムとスカーレットは、母娘コンビで追手たちと至近距離で対峙。サムはトンファー、スカーレットは銃剣を武器に、男たちを次々となぎ倒していく。一方、ミシェル・ヨー扮するフローレンスは、鋼鉄チェーンと拳でファイト。そしてアナ・メイは『オールド・ボーイ』を彷彿とさせる二丁トンカチで敵を倒していく。

 この図書館の総力戦シーンについてパプシャド監督は「オペラ的にしたかったので、各キャラクターの性格に合った、それぞれに異なる見せ場を作った。様々なファイティング・スタイルを一体化させる必要があったので、各シークエンスがうまくシンクロするように編集を工夫した」とこだわりを明かしている。

■公開情報
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
3月18日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2021年/フランス・ドイツ・アメリカ合作/英語/カラー/スコープサイズ/DCP/114分/原題:Gunpowder Milkshake/PG12
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公式サイト:https://www.GPMS-movie.jp
公式Twitter:@GPMS_JP

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