全編ワンショット撮影、CGも未使用 イギリス映画『ボイリング・ポイント/沸騰』7月公開

 ワンショット撮影が話題を呼んだイギリス映画『Boiling Point(原題)』が、『ボイリング・ポイント/沸騰』の邦題でヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて7月15日より公開されることが決定した。

 ロンドンの高級レストランを舞台に、オーナーシェフの波乱に満ちたスリリングな一夜を、全編90分ワンショットで捉えた本作は、ノー編集、CGも未使用で制作された。新鋭フィリップ・バランティーニ監督が、人気レストランの表と裏を同時に味わえる人間ドラマを描き、本国イギリスでスマッシュヒットを記録した。

 主人公のシェフ、アンディを演じたのは、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『アイリッシュマン』のスティーヴン・グレアム。本作の演技で英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

 1年で最も賑わうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。その日、オーナーシェフのアンディ(スティーヴン・グレアム)は妻子と別居し疲れきっていた。運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。気を取り直して開店するが、予約過多でスタッフたちは一触即発状態。そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れてサプライズ来店する。さらに、脅迫まがいの取引を持ちかけてきて……。

■公開情報
『ボイリング・ポイント/沸騰』
7月15日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
製作・監督・脚本:フィリップ・バランティーニ
出演:スティーヴン・グレアム、ヴィネット・ロビンソン、ジェイソン・フレミング
配給:セテラ・インターナショナル
原題:Boiling Point/2021/イギリス/英語/94分/PG12
(c)MMXX Ascendant Films Limited

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