キム・ゴウン×アン・ボヒョンの仲睦まじい姿 新感覚ラブコメ『ユミの細胞たち』場面写真

 Amazon Prime Videoで3月4日より配信される韓国ドラマ『ユミの細胞たち』の場面写真が公開された。

 本作は、大きな失恋を経験して仕事一筋になってしまった不器用な主人公キム・ユミが、会社の後輩から紹介されたク・ウンとの運命的な出会いを果たし、長く失っていた恋愛感情を少しづつ取り戻してゆくラブコメディ。累積閲覧回数32億回という大人気ウェブ漫画のドラマ化で、3Dアニメと実写が融合する作品だ。

 主人公キム・ユミを演じるのは、日本でも大ヒットしたドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)のキム・ゴウン。ユミのお相手ク・ウンを、一大ブームを巻き起こしたドラマ『梨泰院クラス』(2020年)のアン・ボヒョンが演じる。

 公開された場面写真には、愛細胞をフル稼働させているユミと、恋人ク・ウンの姿が写し出されている。実はユミは、同じ会社に勤める後輩チェ・ウギのことが気になっていたのだが、そのウギから紹介されたのがウンだった。ウギには初めからその気がないことを知り、意気消沈するユミと細胞たち。対するウンは、ユミと出会った瞬間から一目ぼれ。全く気のない素振りを見せるユミにもめげず、持ち前の明るさを武器に果敢にアプローチする。最初こそ無関心なユミであったが、ウンの人柄や優しさが垣間見えてくるにつれ、次第にウンに惹かれていく。場面写真からは、初々しい恋人同士のようにウンの耳元でささやくユミや、浜辺で手を握り合う2人、そしてハグをしながら洗濯物を干す2人など、徐々に距離を縮めてゆくユミとウンの恋模様が切り取られている。

 ユミとウンの物語を語る上で外せないのが、彼らの細胞たち。理性、感性、空腹、心配、そして愛など、ユミを構成する様々な細胞たちが、寄り添う2人を温かく見守る。過去に負った失恋の傷から、恋に不器用になってしまったユミの心の葛藤を、3Dアニメーションで表現された彼らが、説明してくれる。そして失恋によって行方不明になったと思われていた愛の細胞が戻ってきたとき、ユミの中で小さな恋心が芽生えてゆく。登場人物たちの心情を3Dアニメ化し、実写のドラマと融合させた斬新な映像表現の本作だが、役を演じたキャストたちにとっても、これまでにない全く新しい経験になったようだ。ユミを演じたキム・ゴウンは、「この企画に参加できたのが凄く楽しかったです。役を演じるうえで私が悩んだのは、細胞たちがケンカをして、ユミの言葉を遮る時に、どんな表情をしたらいいかということでした。細胞たちの感情をその時々に合わせて出した方がいいのか? それとも普通にしていた方がいいのか? 監督とはどのような表情が面白いかを随分と話し合いました」と、撮影現場での試行錯誤を明かした。

 ウンを演じたアン・ボヒョンは、「細胞たちのセリフが多く、合わせながら演技することに、初めのうちは戸惑いました」とやはりその難しさを語りつつ、「出来上がった作品を見ると、細胞たちのおかげでこんなにも面白いドラマになったのだなと思います」と明かしている。

■配信情報
『ユミの細胞たち』
Amazon Prime Videoにて、3月4日(金)より見放題独占配信開始(全14話)
出演:キム・ゴウン、アン・ボヒョンほか
(c)STUDIO DRAGON CORPORATION

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