特集「ホラー映画新時代」
振り返れば、2010年代のホラー映画シーンはあらゆるタイプの作品が生まれ、様々な新進気鋭の監督が脚光を浴びた過渡期でもあった。しかし、時代はさらに進んで2022年。長きにわたってホラー映画の上映が禁止されていた歴史を持つハンガリーは、第94回アカデミー賞国際長編映画賞に『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』を選出。これはハンガリー映画史における初の快挙であり、ホラー映画史においても意味深いその新たな一歩は、新たな時代の到来を予期させる。そんな『ポスト・モーテム』のピーター・ベルゲンディ監督のスペシャルインタビューから、『未体験ゾーンの映画たち』を開催するヒューマントラストシネマ渋谷による過去10年の振り返り、そして日本未公開作品にも精通するライター・人間食べ食べカエルによるコラムを通して、ホラー映画シーンの未来を占う。"ホラー映画新時代"、私たちはこれからどんな作品に、心と体を震わせるのか。
幽霊譚にのせてトラウマを描く『ポスト・モーテム』 監督の考えるホラー映画とその未来
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『未体験ゾーンの映画たち』 はコロナ禍にも屈しない? 担当者と振り返る10年の歩み
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人間食べ食べカエルが紐解く、ホラー映画再興の10年 未来を託す各国の気鋭監督と作品
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