『THE BATMAN』2種類のUS版アート公開 ブルースとセリーナがゴッサムシティを見下ろす
3月11日に劇場公開されるDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のUS版アートが公開された。
本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダ ークナイト』トリロジー以来となるバットマンの単独映画。知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていく物語で、最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の“嘘”が暴かれ、本性が狂気に変貌していく姿が描かれる。
ブルース・ウェインを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズや『トワイライト』シリーズ、『TENET テネット』などのロバート・パティンソン。未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味あふれるバットマンに挑む。監督・脚本を務めるのは、『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』のマット・リーヴス。
公開されたアートは、ブルースの顔がクローズアップされたもの。葛藤しながらも“バットマン”になろうとするブルースを表すビジュアルは、生身の人間を強調させる素顔と、真っすぐこちらを見据える瞳、本性を覆い隠すマスクが印象的なビジュアルに仕上がっている。
もう一方のアートには、ブルースにとって敵か味方か、その思惑を図りかねるセリーナ・カイル=キャットウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)が、ブルースとともに並び立ち、夕陽に染まったゴッサムシティを見下ろす姿が収められている。
リーヴス監督は、本作でバットマンになろうとするブルース・ウェインを描く一方で、「これまで語られていなかったセリーナ・カイルの人生にも焦点をあてた」と語っている。ふたりを照らす美しい夕陽をバックに捉えられたショットは、細部まで再現された壮大なゴッサムシティのセットで実際に撮影されたもの。セリーナ役を演じたゾーイ・クラヴィッツは、「わたしとロバートは、太陽が沈む時間に屋根の上で撮影した。そして実際にゴッサムの街を見下ろしながら、その街に差し込む光を感じることが出来た。素晴らしい体験だった」と撮影のこだわりとその時の様子を振り返っている。
■公開情報
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
3月11日(金)劇場公開
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース
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公式サイト:thebatman-movie.jp