山田杏奈×奥平大兼W主演で『早朝始発の殺風景』連続ドラマ化 ほぼ全編2人芝居に挑戦

 山田杏奈と奥平大兼がW主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景』が、2022年にWOWOWで放送・配信されることが決定した。

(c)青崎有吾 /集英社

 青崎有吾の同名小説を連続ドラマ化する本作は、早朝の始発電車で、放課後のファミレスで、観覧車の中で……日常の風景が一瞬にして変化し、展開される高校生たちの“5つ”の密室会話劇を繰り広げる青春ミステリードラマ。『ファイトソング』(TBS系)の岡田惠和が脚本監修を担い、『夢中さ、きみに。』(MBS)の濱田真和が脚本を担当。『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)の瀧悠輔らが監督を務める。

 主人公の殺風景役を山田、加藤木役を奥平が務める。第1話で偶然出会い、早朝始発に乗車した理由の探り合いから最終話まで、ほぼ全編が2人芝居で繋がっていく。

コメント

山田杏奈

ひとつの空間の中での会話劇、という題材にわくわくしました。台本を初めて読んだ時ひとつのシーンと台詞の長さにまず驚いてこれまでで一番台詞を覚えるのに苦労しました。殺風景のクールさととある目的のための意志の強さを大切に演じさせて頂きました。各話魅力的なキャラクター、会話の中でひとつの真相が見えてくる面白さを是非楽しみにしていただければ幸いです!

奥平大兼

初めて連続ドラマの主演を務めさせて頂けるとわかったとき、とても嬉しかったのと同時に今までよりも強く責任感を感じました。初めて台本を読んだ時に、特殊なシーンが目に止まりました。台本を読みながら「このシーンはどうなるんだろう」などと一人で考えて楽しんでいました。そして僕が演じる加藤木は至って普通っぽい子ですが、山田杏奈さん演じる殺風景は特殊な役柄なので実際にお芝居をするまで空気感やテンションなども予想がつかなったので色々な不安はありました。でも現場に入って時間が経つにつれ、特殊な殺風景を相手にするのが楽しくなっていきました。今回、全体的に長くて独特な台詞回しがとても印象に残っています。そこにキャラクターの個性が加わっていて、色々な場面で見応えがある作品だと思います。ぜひ楽しんで見て貰えたらと思います!

原作・青崎有吾

『早朝始発の殺風景』は、「気まずさ」をテーマにした青春ミステリーという、ちょっと変わったお話です。この気まずさが難物でして、空気感や間合いなど、文章ではなかなか表現しづらい。役者さんが演じたらどうなるのだろう、とこっそり気になっていました。今回答えを知れるので、わくわくしています。というか主演が山田さん&奥平さんなのでわくわくを通り越してびびっています。台詞量が多くてごめんなさい。原作のエピソードはすべて密室劇で、それが最後に開かれます。現実でも家にこもりきりの状況が続いていますが、ドラマが放送されるころには、登場人物たちと同じように晴れやかな気持ちで外に出たい。そんなことも祈っています。

■放送情報
『WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景』(全6話)
WOWOWにて、2022年放送・配信
出演:山田杏奈、奥平大兼
原作:青崎有吾『早朝始発の殺風景』(集英社)
脚本監修:岡田惠和
脚本:濱田真和
音楽:田渕夏海
監督:瀧悠輔、坂上卓哉
プロデューサー:植田春菜、松本桂子、塩村香里
制作協力:TBSスパークル
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/sappu-kei/

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