波瑠主演の金曜ナイトドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』放送決定 林遣都が謎多き王子様に!?

 波瑠と林遣都が共演する連続ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』が、2022年1月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠で放送されることが決定した。

 本作は、無料マンガアプリ『Palcy(パルシィ)』で連載中の愛本みずほによる人気漫画『愛しい噓 優しい闇』を実写化するラブサスペンス。中学卒業から14年経ったある日、不意に開催された同窓会。しかし哀しいかな、同窓会で繰り広げられる朗らかな光景は得てしてかりそめの姿……。水面下では友人たちを見下し、精いっぱい虚勢を張りながらマウンティングし合う。そんな中、あろうことか同窓会に出席した仲良し6人組のメンバーが次々と亡くなっていく事件が発生する。それぞれが抱える衝撃の闇、それを隠すための膨大な嘘、誰にも止められない愛憎の念が引き起こす事件の真相とは。

 主人公・今井望緒役で主演を務めるのは波瑠。夢見ていた漫画家としてデビューを果たすも、鳴かず飛ばずで、現在は明るい将来が見えないまま、漫画家アシスタントとして働く。波瑠は撮影に向けて「ハラハラ、ヒリヒリ、ジリジリするようなドラマをお届けしたい! 視聴者の皆さんがサスペンスにのめり込めるよう、翻弄される主人公の揺れ動きを丁寧に演じたいです」と意気込みつつ、「とか言って、私が犯人だったりして(笑)」とコメントしている。

 望緒の初恋の人・雨宮秀一を演じるのは林遣都。波瑠とは2008年公開の映画『ちーちゃんは悠久の向こう』で初共演を果たし、その後もドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(2016年/カンテレ・フジテレビ系)や映画『コーヒーが冷めないうちに』(2018年)で共演している。そんな林が波瑠を相手に王子様ともいうべきパーフェクトな男を演じる。林は「先の読めない展開にとてもワクワクし、雨宮という役には武者震いを覚えました。やりがいしかなく、この役を今の自分に託してくださったことに心から感謝しています」と語っている。

 脚本は、2018年版の『下町ロケット』(TBS系)や、2020年版の『半沢直樹』(TBS系)など、数々のヒット作を手がけてきた丑尾健太郎が担当する。

コメント

波瑠(今井望緒役)

今回は私もあまり経験のないラブサスペンス作品。しかも、原作マンガのファンの方もたくさんいらっしゃるので、世界観を壊さないように演じなければ…と緊張しています。その一方で、ドラマ版の脚本にはオリジナル要素もありますし、「私たちが演じることで人間味などをどれだけ出せるかな? 挑戦したくなるような脚本だな」と、今から撮影が楽しみでもあります。

私が演じる望緒は、性格的にもずっと揺れている上に、事件にも翻弄される人間。彼女の不安や怯えは、視聴者の皆さんの視点に一番近いと思います。皆さんがサスペンスにのめり込めるよう、翻弄される主人公の揺れ動きを丁寧に演じたいです。とか言って、私が犯人だったりして(笑)。実は、私もまだ結末を知らないんです。なので、登場人物のようにドキドキしながら先を待つことになると思います。

林遣都さんとは15年前、まだ15歳だった頃に初めて同じ作品に関わったのですが、お互いあっという間に大人になりました(笑)。林さんは15年前からいい意味で変わらず、すごく穏やかで落ち着いていて、凪の雰囲気がある方。今回はぜひ意外な一面も見られたらなって思います(笑)。また、お芝居でも林さんをすごく頼りにしています。危うげで、いろんな謎がどんどん出てきそうな雨宮はきっと難しい役だろうと思いますが、林さんがどんなふうに演じられるのか、とても楽しみです。

放送は冬ということで、皆さんはあったかい部屋でほっこり、ぬくぬくと過ごしてらっしゃると思います。そんな皆さんに、ハラハラ、ヒリヒリ、ジリジリするようなドラマをお届けしたい! このドラマをご覧いただければ、ものすごいドキドキ感のある刺激的な冬を過ごしていただけるかと思います(笑)。

林遣都(雨宮秀一役)

尊敬し、信頼している波瑠さんが主演のラブサスペンス作品だとお聞きして、ぜひ参加させていただきたいと思いました。15年前、波瑠さんと一緒に撮影した映画の1シーンは、今も鮮明に覚えています。その後も何度か共演させていただいたのですが、常に作品や役に真摯な姿勢で向き合われる姿、現場での佇まいに、年齢が近いということもありすごく刺激を受けていました。お芝居をする上で自分がどんなアプローチをしてもきっと波瑠さんならすべて受け止めてくださるという信頼と安心感があるので、のびのびと雨宮を演じられたらなと思います。

今回は愛本さんの原作から入り、その後ドラマの脚本を読ませていただきました。先の読めない展開にとてもワクワクし、雨宮という役には武者震いを覚えました。やりがいしかなく、この役を今の自分に託してくださったことに心から感謝しています。丑尾(健太郎)さんの脚本は一人ひとりの人物が色濃く描かれていて、一切の隙がなく、原作同様手に取ると止まらなくなる内容でした。大変難しい役どころですが、脚本を信じて演じていけたらなと思います。

本当に展開が面白く、1話から伏線だらけですので、どうぞ隅々までしっかりとご覧ください。たくさんの方に楽しんでいただけるよう全力を尽くしたいと思います。

愛本みずほ(原作者)

ドラマ化のお話を聞いたときは、原作がそれほど進んでないこともあって「ほんまかい
な?」と思いましたが、波瑠さんと林遣都さんが演じてくださると聞いてテンションがダダ上がりしました。原作にはない要素も盛り込まれるそうで、私の描いたキャラたちがどんなふうに動き出すのか、一視聴者としてもとても楽しみにしております。たくさんの方に楽しんでいただけますように!

大江達樹(テレビ朝日プロデューサー)

金曜ナイトドラマに波瑠さん、林遣都さんという今最も輝いているお二人をお迎えして、大人も楽しめる本格ラブサスペンスが誕生します。平穏な日常から突然、事件に巻き込まれ、友人たちの秘密や過去を知ってしまい、翻弄され続ける主人公を、どんな役柄でもハマってしまう波瑠さんが演じることに今からワクワクしております。きっと新たなハマり役になること間違いありません!そして、同窓会で再会する主人公の初恋の相手をリアル王子様である林遣都さんが演じます。きっと世の女性のハートをキュンとさせてくれることと確信しております!

「同窓会」という多くの人が経験したことのある身近な題材ながら、そこでは誰もが見栄を張り、嘘をつき、和やかな笑顔の仮面の下に闇や秘密を隠している場でもあります。そんな同窓会から始まるジェットコースターのような急展開の連続で、毎週金曜の夜に皆さまを驚かせるような衝撃のラブサスペンスをお届けしたいと思っております。これ以上はネタバレになるので、私も話したくありません(笑)。
一癖も二癖もある同級生たちも近日発表しますので、ご期待ください!

■放送情報
『愛しい嘘~優しい闇~』
テレビ朝日系にて、2022年1月スタート 毎週金曜23:15〜0:15放送
出演:波瑠、林遣都
原作:愛本みずほ『愛しい噓 優しい闇』
脚本:丑尾健太郎ほか
プロデューサー :大江達樹(テレビ朝日)、中込卓也(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、小路美智子(MMJ)
演出:樹下直美ほか
音楽:横山克
制作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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