『タイタニック』の主題歌を歌うシーンも 『ヴォイス・オブ・ラブ』特報映像公開
12月に全国ロードショーされる『ヴォイス・オブ・ラブ』の特報映像が公開された。
アルバム総売上2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞した世界的歌姫セリーヌ・ディオン。14人兄弟の末っ子として生まれ、後の夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見いだされた彼女は12歳で歌手デビュー。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、映画『タイタニック』のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や映画『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」など数々の楽曲を世に贈り出してきた。
『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る本作では、セリーヌの半生を初めて映画化。ひとりの少女が世界的歌姫へと成長していく姿を描きながら、12歳のデビュー当時から密かに恋心を寄せてきたプロデューサーとの大恋愛を、セリーヌの大ヒット曲はもちろん、同時代の名曲約30曲に乗せて描き出す。
監督、脚本、主演を務めたのは、『プチ・ニコラ』のヴァレリー・ルメルシェ。「オール・バイ・マイセルフ」「アイム・アライヴ」などの楽曲が、大迫力のライブシーンでよみがえる。ひとりの少女がスターダムを駆け上った輝かしい栄光、そしてスターとして、ひとりの女性として感じる孤独と重圧。そんな彼女を、常に側で支え続けたプロデューサーとの一途な愛。これまで語られることのなかった、世界的歌姫の知られざる愛の物語が明かされる。
公開された特報映像では、世界的歌姫セリーヌ・ディオンの人生の軌跡を追いながら、ゴージャスなステージの数々が映し出されている。最後には、映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌うシーンも登場。劇中ではその他にも、時代を超えて愛される「オール・バイ・マイセルフ」「アイム・アライヴ」などの楽曲がライブシーンで蘇っている。
映像内で歌唱を披露しているのは、11歳の頃からフランスで活躍中の若手歌手ヴィクトリア・シオ。世界中から集められた歌手の中から、劇中のセリーヌ・ディオンの全楽曲を歌唱する大役に大抜擢された。
■公開情報
『ヴォイス・オブ・ラブ』
2021年12月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本:ヴァレリー・ルメルシェ
出演:ヴァレリー・ルメルシエ、シルヴァン・マルセル、ダニエル・フィショウ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナ
配給:セテラ・インターナショナル
フランス・カナダ/フランス語/126分/日本語字幕:齋藤敦子
(c)Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga