『海街チャチャチャ』第9話、父と娘の“愛情”を再確認 ホン班長の悪夢の正体も

 ユン・ヘジン(シン・ミナ)が田舎町でホン・ドゥシク(ホン班長/キム・ソンホ)との出会いから始まった『海街チャチャチャ』(Netflix)の物語もいよいよ後半戦。三角関係であることを考えると、ますますヘジンとホン班長、チ・ソンヒョン(ソンヒョン先輩/イ・サンイ)の言動が気になるところだ。

 ヘジンの両親がコンジンの街を訪れ、予想もしていなかった再会にへジンは、驚きながらも彼らを家に招くと、そこにはホン班長の姿があった。娘の家に自由に出入りするホン班長を見た父・テファ(ソ・サンウォン)は2人の関係を怪しむ。そこで、ホン班長は苦肉の策として1日だけヘジンの彼氏のフリをすることにしたが、両親が町を散策したいと言い出し、ホン班長が案内する羽目になってしまう。そりが合わないホン班長とヘジンの父親は何かと衝突してしまうものの、いつもの調子でお節介を焼くホン班長。それもあってか、みんなで食卓を囲んで和やかな雰囲気にも。しかし、ヘジンの父親はホン班長が孤児であるのを知り、「問題のある男を家族に迎えたくない」と2人の交際を反対し、結果ヘジンは父親と口論になってしまう。

 やはり、親にとっては子供の幸せが一番。ましてや、テファはヘジンが実の母親を亡くした後、酒に入り浸って娘に寂しい想いをさせたという自覚がある。だからこそ、賑やかで温かい家庭を築いてほしいと思っているため、ホン班長が好き嫌いという問題関係はなく、ヘジンの恋人には両親が健在な人であってほしいのだ。

 だが、ヘジンはたとえニセの彼氏だとしても友達であるホン班長のことを悪く言う父親が許せない。継母に申し訳ない気持ちがありつつも、ホン班長を庇うように幼い頃に母親を亡くして父親に後妻までいる自分の家庭にも問題があると言い返す。他人の家庭を色眼鏡で見ていることを批判するのだった。

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