永野芽郁と岡田健史がピアノを猛特訓 『そして、バトンは渡された』メイキング映像

 10月29日に公開される永野芽郁主演映画『そして、バトンは渡された』のメイキング映像が公開された。

 2018年2月に発売され、累計発行部数100万部を突破している瀬尾まいこのベストセラー小説を、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化する本作。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が監督を務め、血も時間も関係ない家族関係を描く。

映画『そして、バトンは渡された』メイキング映像(ピアノ編) 2021年10月29日(金)公開

 公開されたのは“ピアノ”にスポットをあてたメイキング映像。永野演じる本作の主人公・優子は、卒業式の合唱で伴奏を引き受けてしまい、ピアノを猛特訓中。そして岡田健史演じる、優子が恋心を抱く同級生・早瀬くんは、ピアノが天才的な上手さで、将来ピアニストの道に進むよう母から強く期待されている役どころ。この2人の共通点となる要素であり、本作のストーリーでも大きな役割を担うのが“ピアノ”だ。

 撮影では、実際にピアノを演奏するシーンもあり、ピアノ初挑戦となる2人はクランクインの前から練習を重ねてきた。ピアノ講師の西川幾子先生のもと、3カ月前からレッスンに参加した永野は、「家にも電子ピアノを置いたので、ひたすら復習して、朝起きて予習を繰り返し、感覚で覚えられるようになりました。それをみていたお母さんも感動してました」と、クランクイン前からピアノ練習を欠かさず、練習に打ち込んだことを明かした。

 一方、岡田も撮影の合間にピアノを弾くと、まるで半年前にはピアノに触ったことのなかったようには到底見えない腕前を披露した。岡田は撮影を通してピアノの演奏がどんどん好きになっていたと話す様子からも、真摯にピアノの練習に向き合ってきた様が受け取れる。

 そして本作の中でも特に重要な場面となる、優子が合唱の伴奏を弾く卒業式のシーン。娘の晴れ姿を見て涙を流す田中演じる父親・森宮さんの姿も。体育館の壇上に置かれた大きなグランドピアノに腰掛け、合唱曲“旅立ちの日に”の伴奏シーンの撮影に挑む永野。1991年に発表されたこの楽曲は、全国の中学校・高校の卒業式で歌われており、誰もが一度は耳にしたことのある名曲。最初は少し緊張した様子を見せるも見事に演じきり、これまで積み重ねてきた練習の成果を遺憾なく発揮した。

 卒業式シーンの撮影を終えた永野は「ピアノの演奏は、今回の作品の中で一番挑戦が必要なところだったので、記憶に残るシーンになったと思います」と半年以上に及ぶピアノ練習の日々を振り返っている。

■公開情報
『そして、バトンは渡された』
10月29日(金)全国ロードショー
出演:永野芽郁、田中圭、石原さとみ、岡田健史、稲垣来泉、朝比奈彩、安藤裕子、戸田菜穂、木野花、 大森南朋、市村正親
原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫刊)
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
音楽:富貴晴美
インスパイアソング:SHE’S「Chained」(ユニバーサルミュージック)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
公式サイト:soshitebaton-movie.jp   
公式Twitter:https://twitter.com/baton_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/baton_movie/

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