『推しの王子様』渡邊圭祐&ディーン・フジオカが比嘉愛未に“壁ドン” 関係性に急展開?

 第5話ではすぐに熱くなったり、積極的になるディーン・フジオカ演じる光井の姿が印象的だった。光井は、理想の乙女ゲームを作りたいという泉美の情熱に惹かれ、「ペガサス・インク」を共に起業。奮闘する泉美の姿を見守り、陰から優しく支えていた。同時に大切なパートナーである泉美には、特別な感情を抱いているようだ。

 今まで抑えていた感情が溢れ出たのか、泉美と2人で飲んだ帰り道、彼女を壁際に迫る光井。しかし、その渾身の「壁ドン」も泉美からゲーム内の理想の王子様・ケント様と比較され、「顎の角度が違う! 手の位置はここ!」と見事にかわされてしまう。

 また、社内のゲームストーリーの検討会議では、光井はプレイヤーとずっと一緒にいたキャラクターには情のようなものが沸くのではないかと言い、そこから恋愛に発展する可能性を主張した。だが、泉美には「それってドキドキとは違うよね。逆に手に入らないもどかしさがないよね」と一刀両断されてしまう。プレイヤーとずっと行動を共にするキャラクターに自身を重ね合わせていたような光井は「それじゃあ、長年、彼女のために頑張ってきた彼が報われないじゃん」と珍しく熱くなり、声を荒げる。航を見つめる彼女の変化にいち早く気づき、いつもスマートな光井とは明らかに違う様子だ。

 さらに、光井は休日も航と出かけた泉美に対して、「付き合ってるわけでもないんだし」と意地悪な言葉を投げかける。一方で、泉美と光井が、自分を育てられるかどうかで賭けをしていたことを偶然聞いてしまった航。信頼し始めていた泉美に裏切られたように感じた航は、これまでの優しい雰囲気から一転して、泉美に怒り、一緒に住んでいた泉美の部屋を飛び出してしまった。様々な出来事が一気に降りかかり、動揺を隠せない泉美はこれからどうなっていくのだろうか。急展開を見せ始めた登場人物たちの関係性に目が離せない。

■放送情報
木曜劇場『推しの王子様』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐、船越英一郎ほか
脚本:阿相クミコ、伊達さん(大人のカフェ)
編成企画:狩野雄太、江花松樹
プロデュース:貸川聡子
演出:木村真人、河野圭太、倉木義典
制作著作:共同テレビ
(c)フジテレビ

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