カール・マルクス末娘の激動の半生描く『ミス・マルクス』場面写真公開 初日は9月4日に

 映画『ミス・マルクス』公開日が9月4日に決定し、あわせて場面写真が公開された。

 本作は、カール・マルクスの伝説の3姉妹の末娘であり、女性や子供たち、労働者の権利向上のため生涯を捧げ、43歳の若さでこの世を去った女性活動家エリノアの、知られざる激動の半生を初めて映画化したもの。

 主人公エリノアを、『つぐない』『未来を花束にして』のロモーラ・ガライが演じたほか、エリノアが恋に落ちるエイヴリング役で『戦火の馬』『クイーンズ・ギャンビット』のパトリック・ケネディ、カール・マルクス役で『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』で監督を務めたフィリップ・グレーニングが出演。前作『Nico, 1988(原題)』でヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門作品賞を受賞した、イタリア出身のスザンナ・ニッキャレッリが監督・脚本を務めた。

 公開された場面写真では、日本版オリジナルポスターにも使用された踊るエリノアをはじめ、活動家として自信に満ち溢れた姿や孤独な感情をたたえた表情など様々なエリノアの姿が捉えられている。ほかにも恋人エドワード・エイヴリングや仲間たちとのショットや父カール・マルクス、少女時代のエリノアやマルクス家一同の様子も切り取られている。

映画『ミス・マルクス』予告編

■公開情報
『ミス・マルクス』
9月4日(土)公開
監督・脚本:スザンナ・ニッキャレッリ
出演:ロモーラ・ガライ、パトリック・ケネディ、ジョン・ゴードン・シンクレア、フェリシティ・モンタギュー、フィリップ・グレーニング
配給:ミモザフィルムズ
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館、ベルギー大使館
2020年/イタリア=ベルギー/英語・ドイツ語/107分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Miss Marx/字幕:大西公子 
(c)2020 Vivo film/Tarantula  
公式サイト:https://missmarx-movie.com

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