『クルエラ』日本語吹替版キャストに塩田朋子、花江夏樹、野島裕史らが決定

 5月27日より劇場公開、5月28日よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開されるディズニー映画『クルエラ』の日本版声優の追加キャストに、塩田朋子、花江夏樹、野島裕史、かぬか光明、恒松あゆみ、広瀬彰勇が決定した。

 

私利私欲のためなら手段を選ばない、ディズニー屈指のヴィラン・クルエラ。彼女の“誕生秘話”は、ファッションデザイナーとして活躍する日を夢見る、少女エステラから始まる。デザイナーを目指して切磋琢磨働く彼女だったが、ある日伝説的なカリスマデザイナーのバロネスとの出会いによって、彼女の運命が大きく変わり、次第にエステラは狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へと染まっていく。

 クルエラ役の日本語吹替版版声優には柴咲コウが決定している本作。塩田は、世界を代表するブランドのカリスマ的ファッション・デザイナーのバロネスを演じる。デザイナーを目指すエステラにとって憧れの存在だが、彼女はエレガントに洋服を着飾る一方で、ヒステリックな一面を持ち、目的のためには手段を選ばない。エステラはその斬新な発想力と才気あふれる想像力を認められ、彼女の下で働くことになるが、この2人の関係によってエステラの人生が大きく変わり始める。

 花江は、エステラがクルエラへと変貌する中で重要な存在となる、ロンドンのヴィンテージショップの店員アーティ役を務める。ヴィンテージショップには、シャネルやディオールなど時代を色めくブランドの洋服が揃い、自分と似たスピリッツの持ち主であり理想的な着こなしをする若きアーティにエステラは魅力を感じ、のちに彼女が“クルエラ”として着こなす、斬新かつスタイリッシュな衣装の制作を手伝うこととなる。

 野島とかぬかは、アニメーション『101わんちゃん』に登場した、クルエラの手下で”泥棒コンビ“のジャスパーとホーレスを演じる。子ども時代からストリートでの犯罪行為に手を染めていた2人は、少女エステラと出会い、エステラのイマジネーションと裁縫の腕を駆使して泥棒を働くことに。いつしかエステラにとって、2人はビジネスパートナーであり“家族”のような存在になっていった。ホーレスとジャスパーは泥棒として生き残れるだけで満足していたが、一方でファッション・デザイナーを夢見るエステラ。彼女がクルエラへと変貌する中で、3人の関係にも変化が訪れる。

 恒松はエステラに深い愛情を注ぐ母キャサリン、広瀬はバロネスの従者で彼女から信頼され、ミステリアスで口が堅い、未だ謎多きキャラクターのジョンの吹き替えをそれぞれ担当する。

 出演が決定した塩田、花江、野島、かぬか、恒松、広瀬からはコメントが寄せられている。

コメント

塩田朋子(バロネス役)

1996年『101』でグレン・クローズが演じたクルエラを吹き替えた事もあり、この映画をとても楽しみにしておりました。そして今作の私の役は、その“クルエラ”に成り果てるきっかけとなった人物・バロネスのエマ・トンプソン。もう、こんなエマ・トンプソン見た事ない! ってくらい。そう、ストーン&トンプソン、両エマのぶっ飛んだ芝居は必見です。『101』に続く伏線などもたくさん張り巡らされております。どうぞお楽しみに!

花江夏樹(アーティ役)

アーティの吹き替えキャストとして出演致します花江夏樹です。
僕自身ディズニーが大好きで、オーディションは緊張しました。
アーティは掴みどころのない中性的な雰囲気とファッションをはじめ、好きなこと、面白いことにとにかく熱い人物です。クルエラは僕の中のイメージは「悪魔」だったのですが、この映画の物語を通してまた違った見え方になりました。そして、オシャレな服やセットが沢山でてきて映像が美しく、それだけを切り取っても楽しいと思います。是非公開をお楽しみに!

野島裕史(ジャスパー役)

まず初めの感想はジャスパーがイケメン! アニメーションのイメージで考えていたので驚きましたが、この映画での活躍を見ると納得。見た目だけでなく行動もイケメンな青年でした。そして、数多く出てくるデザイン性の高い衣装が世界観を彩り、クルエラの個性に魅せられ、そして引き込まれるストーリー展開に、すっかりこの作品のファンになってしまいますよ。

かぬか光明(ホーレス役)

映画『クルエラ』でポール・ウォルター・ハウザーさん演じるホーレスの日本語吹替を担当しました、かぬか光明です。「彼女」が「クルエラ」になった理由。是非、映画を観て確かめてください。そしてジャスパー、ホーレス2人の活躍も楽しんでいただけたら幸いです。映画『クルエラ』観てくださいね〜!!

広瀬彰勇(ジョン役)

マーク・ストロング演じるジョンの吹替えを担当させて頂きました。
今作品の収録前に1961年版『101匹わんちゃん』を観ましたが、あのアニメ映画で生まれたキャラクター達が数十年の時を経て実写化され深みを増したストーリーに進化した事に感銘を覚えました。
アニメの世界観の中の設定をそこに至る伏線として展開して行く物語。
一人の女性が困難な状況に直面し、闘いながら、最後に単なるヴィランの枠を超えた「クルエラ」として覚醒した瞬間には鳥肌が立ちました! 正体不明の執事ジョンと言う役を通して彼女の成り立ちに関わったのは果たして吉と出るか凶と出るか? 私も観客として映画館の大画面でもう一度ディテールを確かめたいと大いに楽しみにしています。

恒松あゆみ(キャサリン役)

誰もが知るヴィラン・クルエラに、まさかこんな過去があったなんて……!!
驚くと同時に、その強さとカッコよさにすっかり魅了されてしまいました!!私が担当させていただいたの
は、そんなクルエラの母・キャサリンです。登場シーンこそ少ないですが、子を信じる親の強さと愛を目一杯込めて演じました。母の愛、是非感じてください(笑)。最高にスタイリッシュなこの作品。
きっと皆さんも、スクリーンから目が離せなくなってしまうはず。どうぞお楽しみに!!

■公開・配信情報
『クルエラ』
5月27日(木)より映画館、5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセス公開
※プレミアアクセスは追加支払いが必要
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:エマ・ストーン、エマ・トンプソン、マーク・ストロング
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 
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