『生きるとか死ぬとか父親とか』に富田靖子が出演 吉田羊×國村隼のポスタービジュアルも

 4月9日よりテレビ東京系で放送がスタートする吉田羊と國村隼のW主演ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』。富田靖子の出演が発表され、あわせてポスタービジュアルが公開された。

 本作は、ラジオパーソナリティー、コラムニスト、作詞家と多彩な顔をもつジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーをドラマ化するもの。主人公・蒲原トキコ役を吉田、その父親・蒲原哲也役を國村がそれぞれ演じ、監督とシリーズ構成を山戸結希が務める。

 富田が演じるのは、娘・蒲原トキコ(吉田羊)と父・蒲原哲也(國村隼)の今を繋ぎ、家族の過去と現在の在り方を紐解いていく上で欠かせない重要人物であるトキコの母親。富田は出演に際し、「人の死とは、その人を思い出さなくなること…そんな言葉を何かの本で読んだ記憶があります。家族というのは厄介で不思議なもので、思い出さなくても、記憶から消えてしまっても生き続けているように思います。監督の指先や手元に対する演出を受けながら、そんなことを考えていました。幸せな時間でした」と語っている。

 公開されたポスターは、等身大で描かれた“親子”の形をリアルに、そして色褪せることのない家族の形を表現したビジュアルで、椅子に座る國村とその後ろで微笑む吉田の姿が印象的に配されている。

 また、本作のオープニングテーマが高橋優の「ever since」に決定。富田と高橋からはコメントも寄せられている。

コメント

富田靖子(トキコの母親役)

吉田羊さん演じる「トキコ」の母親を演じました。
回想シーンでの出演です。「トキコ」の記憶の中の母です。
正確な事柄や人柄より「トキコ」が何故そのことが心によぎったのか、その想いを大切にしたいと考えながら演じました。人の死とは、その人を思い出さなくなること…そんな言葉を何かの本で読んだ記憶があります。家族というのは厄介で不思議なもので、思い出さなくても、記憶から消えてしまっても生き続けているように思います。
監督の指先や手元に対する演出を受けながら、そんなことを考えていました。幸せな時間でした。
高橋優さんのテーマ曲も楽しみです。

高橋優(OPテーマ担当)

たとえば「大切な人」の顔を思い浮かべる時、いくら大切といえど四六時中仲良しでいられるわけでもないのが人の常のように思います。
派手なケンカこそ無くても微妙なすれ違いでイライラしたり、小競り合いになったりした経験はどなたもお持ちなのではないでしょうか。大切な人は、ときに誰より憎たらしい存在に変貌します。
と同時に、そこまで見せ合える相手とはなかなか巡り会えないようにも思います。
弱い自分、恥ずかしい経験、一番誰にも見られたくないシーン、、そんな過去を“あれからもう…”と振り返り、語り合える人。いいところだけじゃない部分も見せ合える人。
一度の人生の中で、一体どれくらい巡り会えるものなのでしょう。きっと多くない気がします。
そんな誰かを思い浮かべて聴いていただけたらと思い、この曲を作りました。

■放送情報
ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』
テレビ東京系にて、4月9日(金)スタート 毎週金曜深夜0:12〜放送
※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0:00〜放送(1話・2話は深夜0:05〜放送)
原作:ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社刊)
主演:吉田羊、國村隼、松岡茉優、富田靖子、DJ松永(Creepy Nuts)、オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)、森本晋太郎(トンツカタン)、ヒコロヒー
オープニングテーマ:高橋優「ever since」(unBORDE / Warner Music Japan)
監督:山戸結希、菊地健雄
シリーズ構成:山戸結希
脚本:井土紀州
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:佐久間宣行(テレビ東京)、祖父江里奈(テレビ東京)、半田健(オフィスアッシュ)、平林勉(AOI Pro.)
制作:テレビ東京、オフィスアッシュ
製作著作:生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会
(c)「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ikirutoka/
公式Twitter:@tx_ikirutoka

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