間宮祥太朗、ついに玉森裕太に宣戦布告! 『ボス恋』動き始めた五角関係の行方は?
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系、以後『ボス恋』)第6話は、主人公の鈴木奈未(上白石萌音)の“夢がないこと”コンプレックスが炸裂する回となった。
奈未は、“子犬系男子”ことカメラマンの潤之介(玉森裕太)が自分のことを彼女だと公言してくれて幸せを噛み締めたのも束の間、その潤之介と蓮見理緒(倉科カナ)が抱き合っている現場に遭遇してしまう。
これには訳があって、実は理緒は音楽家ジストニアの診断を受け、薄々それに気づき気分転換にと食事に誘い出した潤之介に肩を貸してもらっていたのだった。
事情を知らない奈未はショックを受けてしまうが、自分に隠れて元カノと会っていたということより何より傷ついてしまったのが、夢に向かってまっしぐらに進む理緒に、夢も目標も持たない自分では太刀打ちできるはずもない、自分では無理だと思ってしまったこと。
出会ったばかりの頃、「別に夢なくたって良いんじゃないかな」と言ってくれた潤之介の言葉を励みに、“何も持たない自分”をなんとか乗りこなしてきた奈未にとっては、“夢を追う人こそ素敵”“やっぱり自分じゃ無理だ”と思い知らされたかのようで自身のことが不甲斐なく二重の意味で辛かったのだろう。
出版社、ことファッション雑誌部門ともなれば、昔から絶対に雑誌づくりに携わりたいという強い意志を持った猛者たちが、学生時代にインターンやバイトから編集部に潜り込んでのし上がっていくケースが珍しくない部署。
そこにたまたま配属された奈未からすれば、皆が野望や野心を持って目標に向かっている姿は衝撃と同時に凄まじく眩しくて仕方なかったことだろう。と同時に、何も夢のない自分に焦りを覚える日々の連続なのだろう。