門脇麦がウェディングドレス姿に 『あのこは貴族』高良健吾との結婚式シーン本編映像公開

 門脇麦と水原希子が共演する映画『あのこは貴族』の本編映像が公開された。

 初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督の長編2作目となる本作は、山内マリコの同名小説を原作とした、異なる階層で生きる女性たちの自立の物語。門脇が都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の華子を演じ、水原が地方から上京し、自力で都会を生き抜く美紀役を務める。そのほか、二人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役を高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役を石橋静河、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する・平田役を山下リオが演じる。

 公開されたのは、主人公の箱入り娘・華子を演じた門脇とその夫役を演じた高良のウェディング写真と本編シーン映像。結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かることではじめて焦りを感じ始めた華子(門脇麦)は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、華子と美紀(水原希子)を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息だ。

 場面写真には、2人を象徴するかのような麗しいウェディング姿が写し出されている。門脇は、シンプルでありながら上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさないドレスの着こなしを披露。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも公開された。

『あのこは貴族』本編映像

 また、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンが映し出される本編映像では、両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその優しさに微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子が描かれている。同シーンは岨手監督のこだわりで、東京都指定有形文化財である昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。

 門脇は、幸一郎演じる高良との芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影を振り返っている。

■公開情報
『あのこは貴族』
2月26日(金)全国公開
監督・脚本:岨手由貴子
出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種、 銀粉蝶
原作:山内マリコ『あのこは貴族』(集英社文庫刊)
配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
(c)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
公式サイト: anokohakizoku-movie.com
公式Twitter:@aristocrats0226
公式Instagram:@aristocrats0226

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