芦田愛菜&加藤清史郎、『麒麟がくる』登場でひとときの癒やしに 一世を風靡した子役2人の成長

 また、誠仁親王役の加藤清史郎も視聴者にとっては、つい親心で見てしまう俳優の一人だろう。トヨタ自動車のCMで演じた「こども店長」や、大河ドラマ『天地人』で直江兼続の幼少期を演じ話題となった加藤は、実は高校3年間をイギリスの全寮制の学校で過ごし、芸能活動をセーブしていた。『麒麟がくる』で見せた蹴鞠のシーンでは、そのときに培ったサッカーの腕前が生かされており、まさに名実ともに成長してドラマの世界に帰ってきた加藤。一世を風靡した子役2人が成長し、大河ドラマで共演する姿は感慨深いものがあった。

 内裏では、帝(坂東玉三郎)が二条晴良(小籔千豊)の動きに憂慮していた。二条は帝の跡取りとなる誠仁親王の譲位の儀にかこつけて、信長に近づき力を取り戻そうとしていたのだ。これでは信長が、かつての足利家のようになると考えた帝は、「万葉好みの珍しき鳥は如何いたしておる?」と切り出し、信長に最も近い場所にいる光秀と話がしたいと口にする。帝は光秀に何を期待するのか。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00~放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00~放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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