土屋太鳳と田中圭が幸せを謳歌する 『哀愁しんでれら』ダンスシーン本編映像公開

 2021年2月5日公開の映画『哀愁しんでれら』より、土屋太鳳と田中圭のダンスシーン本編映像が公開された。

 本作は、次世代のクリエイター発掘のためのコンペティションであるTSUTAYA CREATORS’ PROGRAMに出品され、2016年のグランプリを受賞した渡部亮平の作品を映画化するサスペンス。

 市役所に勤める平凡な女性が、一晩で怒涛の不幸に遭い、すべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と出会い、優しく、裕福で、王子様のような彼に惹かれていく。プロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ。まさにシンデレラとなった彼女は、夫と娘と共に幸せな家庭を築いていこうと決意し、新婚生活を始めるのだが、ある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。

 土屋が主人公・小春役で主演を務め、小春が運命的な出会いを果たす開業医・泉澤大悟役を田中が演じる。そのほか、COCO、山田杏奈、ティーチャ、安藤輪子、金澤美穂、中村靖日、正名僕蔵、銀粉蝶、石橋凌らが出演する。

映画『哀愁しんでれら』本編映像(土屋太鳳と田中圭のダンスシーン)

 公開されたのは、小春、大悟、ヒカリの家族3人が幸せを謳歌するダンスシーンの映像。「ねぇ信じられる!? 僕たちもう家族だよ!」という大悟(田中圭)の喜び溢れるセリフから、運命の出会いを果たし、家族となった小春(土屋太鳳)と大悟、そして大悟の連れ子ヒカリ(COCO)が、婚姻届を出した後、そんな幸せの絶頂で、体が勝手に踊り出す。海沿いの公園を縦横無尽に駆け巡り、3人とも幸せそうな表情を浮かべている。

 ダンスに関しては、「僕、踊れないですから!」と宣言していたという田中。振付師が作った振り付けをバレエ経験者の土屋が主に踊り、田中は一緒に駆けたりターンをしたりホールドしたりすることでこのシーンは出来上がった。ワンカットでの撮影だったため、現場に音楽を流しながら、何回か本番を重ねたが、途中でミスをしてしまいなかなかOKテイクが出なかったそう。次第に日が傾きかけ、雲が絶妙な様相に。「空がすごい!」「撮ろう撮ろう!」と盛り上がって挑んだところ、神々しさすら感じられる風景の中で、ノーミスで踊りきることができ、この回で飛び出したアドリブで、ダンスの最後には大吾からヒカリへ、ヒカリから大吾へキスのプレゼントも。誰がどうみても“幸せ”な家族の映像となっている。

■公開情報
『哀愁しんでれら』
2021年2月5日(金)全国公開
出演:土屋太鳳、田中圭、COCO、山田杏奈、ティーチャ、安藤輪子、金澤美穂、中村靖日、正名僕蔵、銀粉蝶、石橋凌ほか
監督:渡部亮平
配給:クロックワークス
(c)2021「哀愁しんでれら」製作委員会

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