松田龍平がエロ本を発見する『ゾッキ』特報映像公開 ドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』の制作も

 竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が映画監督として共同制作をした映画『ゾッキ』の特報映像とティザービジュアルが公開された。

 本作は、漫画家・大橋裕之の初期作集『ゾッキA』『ゾッキB』を原作に、映画監督として8作目となるベテランの竹中と3作目の齊藤、そして映画作品初監督となる山田が手がける実写映画。短編集『ゾッキA』『ゾッキB』は、およそ30編の傑作短編作品が収録されており、本作はその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、舞台演出家・劇作家の倉持裕が脚本を書き上げた。

 『ゾッキ』が生まれた原点である、大橋の生まれ故郷・愛知県蒲郡市でロケを敢行し、吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二、松田龍平、國村隼がキャストに名を連ねた。

『ゾッキ』特報映像

 公開されたのは、『ゾッキ』の中から寄せ集められた一部シーンで構成された特報映像。「ゾッキ、ゾッキ……」という謎の掛け声がバックに流れる中、画面には「what is ZOKKI?」「俗気?」「雑記?」という言葉が次々と流れる。エロ本を発見し立ち止まる自転車に乗った松田演じる一人の男や、そのほか登場人物たちの姿が次々と映し出されていく。

 また、『ゾッキ』の制作から公開までの裏側を追うドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』の公開が決定。『裏ゾッキ』では、キャスト・スタッフたちが繰り広げる一筋縄ではいかない映画作りの裏側だけでなく、ロケ地となった愛知県・蒲郡の市民たちがどうにか映画を盛り上げようと奮闘する、大規模な映画製作支援の模様も追いかける。コロナの影響により変わってしまった世界で映画業界も影響を受けている中、監督たちがそれぞれの想いを吐露するシーンも収録。『裏ゾッキ』は2021年春の公開を予定している。

■公開情報
『ゾッキ』
2021年春、愛知県先行・全国公開
出演:吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼
監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工 
原作:大橋裕之『ゾッキA』『ゾッキB』(カンゼン刊) 
脚本:倉持裕
プロデューサー:伊藤主税、山田孝之、川端基夫、川原伸一
企画:谷島正之、竹中直人
制作:and pictures、ポリゴンマジック
配給:イオンエンターテイメント
製作幹事:and pictures、ギャガ
(c)2020「ゾッキ」製作委員会
公式サイト:zokki.jp
公式Twitter:@zokki_movie
公式Instagram:@zokki_movie
公式Facebook:@zokki_movie

『裏ゾッキ』
2021年春、全国公開
撮影・編集・監督:篠原利恵
音楽:重盛康平
題字:大橋裕之
出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工ほか
企画:伊藤主税、山田孝之
配給:イオンエンターテイメント
製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会
(c)2020「裏ゾッキ」製作委員

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