有村架純、林遣都と高橋海人のメールのやり取りに意外な反応!? 初の本格的な共演でお互いに絶賛も

 10月27日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする連続ドラマ『姉ちゃんの恋人』の取材会が10月22日に都内で行われ、主演の有村架純と相手役の林遣都が登壇した。

 有村が主演を務めた連続テレビ小説『ひよっこ』を手がけ、2019年には紫綬褒章を受章した脚本家・岡田惠和のオリジナル脚本作となる本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の主人公・安達桃子(有村架純)と“ワケあり男”吉岡真人(林遣都)、そして2人を取り巻く個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディー。

有村架純

 取材会は安達家のセットで行われ、有村と林は役衣装で登場した。有村演じる肝っ玉姉ちゃんの桃子は、チャーミングで笑っていて元気をくれるキャラクター。林が演じる吉岡真人は、過去に傷や謎を抱えている。脚本を手がけた岡田は、有村と林をこの2人のキャラクターに当て書きしたという。

 自身が演じる役柄の魅力について有村は、「桃子は、演じながらいろいろな発見があり、とにかく生命力溢れる女性です。親が亡くなり弟たちを育てていかなければならない中、責任感や使命感を背負いながらも、前を向いて一生懸命生きている女性。演じていて気持ちがよく、清々しい毎日を送らせていただいております」と評する。林も「岡田さんの作品に参加するのは、人生においてひとつの目標でもありました」としながら、「真人はある出来事が原因で心に傷を負っているんですけど、根本には心の美しさと優しさがあって、周りの人をすごく大切にして一生懸命生きている。とにかく優しい人間だと思うので、そこが伝わるように大事に演じていきたい」と意気込みをあらわにした。

林遣都

 有村と林は、映画『コーヒーが冷めないうちに』以来の同じ作品への出演となるが、本格的な共演は今回が初となる。有村は「約1カ月半強撮影を一緒にさせていただきましたが、人の心にスッと馴染む声色というか表現がとても心地良くて、稀有な作者さんだと思っています」と林を絶賛。

 対する林も「ご一緒する前から思っていたんですけど、心から尊敬しています。作品に対する向き合い方や、作品を背負う上で現場でのたたずまい、スタッフの方への接し方全てが素晴らしくて。出会ってきた女優さんの中でも別格だなと感じています。桃子と真人の関係性を築き上げていくのが楽しみで仕方ない」と激賞した。

 有村演じる桃子は、20歳、17歳、14歳の弟の幸せを考える一家の大黒柱だ。兄弟と演じる安達家のシーンで印象に残っていることを聞かれると、「初めてお会いしたときは本当に皆さん緊張されていて。この緊張感がセリフのやりとりに反映されていたらまずいと思って(笑)、なんとか心をほぐそうといろんなコミュニケーションを図りました。今ではみなさん現場で本当に楽しそうで、姉ちゃんとしてはすごく嬉しい。彼らとお芝居していて引っ張られるところもたくさんあるし、お互いにいい刺激を受けて相乗効果で安達家が完成してきているのかなという気はしています」とまさに家族のような距離感を築き上げていることを明かす。

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