『窮鼠はチーズの夢を見る』大倉忠義演じる恭一のこだわりの部屋が公開 オリジナルグッズ発売も

 9月11日公開の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、新たな場面写真が公開された。

 『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』『劇場』の行定勲が監督を務めた本作は、水城の漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化した人間ドラマ。

 受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会する。「ずっと好きだった」という渉からの一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。

 今回公開された場面写真は、恭一の部屋の様子を捉えたもの。恭一のベッドや劇中で重要なアイテムとなるハイチェア、洗面スペースやクローゼットが確認できる。なお、ハイチェアは、猫のように体を丸めて座る今ヶ瀬をイメージして作られた特注品となっている。

 美術を担当した相馬直樹は、「恭一の部屋は、あえて色のないなるべく無機質で、ちょっと冷たい感じがでて、かつセンスはよく、ということを考えて制作しました。コンクリート打ちっぱなしのスケルトンのリフォーム物件などをイメージしています」とセットプランについて語っている。また、部屋のレイアウトに関しては「行定監督と話しながら一番悩んだのは、ベッドの置き場所でした。また、今ヶ瀬といる時とたまきが来はじめてからでは、カーテンや家具が変わっているので、その違いにも注目して観て頂けたら嬉しいです」とこだ
わりも明かした。

 また、映画の世界感を閉じ込めたグッズが9月11日より発売されることも決定。グッズは、シネマクリアファイルと巾着トート、恭一の部屋のベッドや2つ並んだ歯ブラシなど2人の同棲生活の様子が垣間見えるポストカードセット、そしてキーアイテムともなるジッポ―ライターと灰皿を模したキーホルダーの全4種類。恭一と今ヶ瀬が劇中で訪れる夜明けの海岸を切り取った美しいカットがプリントされたクリアファイルの表面には、映画チラシを収納可能なポケットも付いている。

 価格はすべて税込みで、シネマクリアファイルが385円、ポストカードセットが550円、キーホルダーが950円、巾着トートが1000円。映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が上映される全国の劇場(一部除く)と、「現代オンラインショップ」のサイト(9月11日朝10時発売開始)で購入できる。

■公開情報
『窮鼠はチーズの夢を見る』
9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
原作:水城せとな『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』(小学館『フラワーコミックスα』刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
配給:ファントム・フィルム
(c)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会/R15
公式サイト:http://www.phantom-film.com/kyuso/
公式Twitter:https://twitter.com/kyuso_movie

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