「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメ映画は『サーホー』

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、週末に備えビールとポップコーンを買い込んだ安田が『サーホー』をプッシュします。

『サーホー』

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、首都圏では大規模な外出自粛要請が出されているこの週末。映画館も都内を中心に、続々と休館が決まっています。週末のオススメ作品を紹介する本連載ですが、今回に関しては自粛が明け、危機が去った後にぜひ観ていただきたい作品ということでお届けいたします。

 2017年から日本でも上映が始まった『バーフバリ』シリーズ。同年末に公開された『バーフバリ 王の凱旋』は年をまたいで大きな反響を呼び、応援上映を含めロングヒットが続き、<完全版>が公開されるなど、多くの人に愛される作品となりました。その社会的現象については、リアルサウンドでも『バーフバリ』の配給を担当した株式会社ツインにインタビュー(参考:『バーフバリ』大ヒットの背景は? 配給会社ツイン・宣伝プロデューサーに聞く)を行いました。

 そんな『バーフバリ』で主演を務め、甘いマスクと深く響く低音ボイスで観客を虜にしたのが、プラバース。本作『サーホー』が、『バーフバリ』後、初の主演作品となります。マヒシュマティの王を全身で演じきった男は、今度は伝説の捜査官に扮します。架空の都市ワージーを舞台に起きた、3億ドルの盗難事件。巨大な裏組織が隠し持つ巨万の富が眠る金庫の鍵となる“謎のブラックボックス”を巡って、アショークと裏組織たちと争いを描きます。

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