北村匠海、清原果耶ら、中川大志×石井杏奈W主演『砕け散るところを見せてあげる』出演決定

 5月8日公開の中川大志と石井杏奈のW主演映画『砕け散るところを見せてあげる』に、堤真一、原田知世、木野花、矢田亜希子、北村匠海、井之脇海、清原果耶、松井愛莉が出演することが発表された。

 本作は、竹宮ゆゆこの同名小説(新潮文庫nex刊)を原作とした、“愛”や“感情”がテーマの物語。大学受験を控えた普通の高校3年生で、人よりも正義感が強い濱田清澄は、学年一の嫌われ者・高校1年生の蔵本玻璃がいじめを受けている現場をたまたま目撃し、その正義感の強さから彼女を助ける。それがきっかけで、いじめ問題から玻璃を救おうと試み、次第に玻璃との心の距離も縮まっていく。

 中川が濱田清澄、石井が蔵本玻璃をそれぞれ演じる。中川と石井の共演は、2012年に放送されたドラマ『GTO』(関西テレビ・フジテレビ系)、2016年9月10日に公開された映画『四月は君の嘘』に続き、今回が3度目で、約4年ぶり。『jam』『MR.LONG/ミスター・ロン』のSABUが監督を務める。

 井之脇が演じるのは、清澄の親友・田丸玄悟。清原が玻璃をいじめから守ろうとする玻璃のクラスメイト・尾崎の妹、松井が清澄を気にかけるクラスメイト・尾崎の姉、北村が清澄の息子である真っ赤な嵐役をそれぞれ務める。また、矢田が清澄の母役、木野が清澄と玻璃を応援するクリーニング屋さん役、原田が清澄と結婚し真っ赤な嵐の母役、堤が玻璃の父親役を演じる。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、鮮やかな青と赤で彩られたビジュアルに仕上がり、孤独な玻璃(石井杏奈)を守ると決意した清澄(中川大志)の力強い表情と、清澄を信じる玻璃の純粋な眼差しが表現されている。

 また、本作の主題歌「Day dream 〜白昼夢〜」を、LDH Presents THE GIRLS AUDITIONにてグランプリを獲得した新進気鋭の現役高校生・琉衣が担当することも決定した。

 本日3月6日午前0時より、ムビチケサイトにてムビチケ前売券(オンライン)の発売もスタートしている。さらに、ローソンチケットでムビチケコンビニ券を4月16日までに購入した人を対象に、5月9日開催予定の公開記念舞台挨拶に抽選で招待する企画もスタート。詳細は後日、公式ホームページにて発表される。

 3月13日からは「映画前売券のことならメイジャー」の通信販売にて、中川大志&石井杏奈ペアVer.と中川大志&北村匠海ペアVer.の2種類のビジュアルの特別ビジュアル前売紙券の販売も決定。ビジュアルは近日公開となる。

コメント

井之脇海

SABU監督とはずっとご一緒したかったので、出演が決まった時とても嬉しかったことを覚えています。脚本を読んで、僕も「誰かのヒーローになりたい」と幼いころに思っていたことを思い出しました。相手を救うためなら自分の全てを捧ぐ覚悟は、とても美しくて心を打たれました。僕が演じた田丸は、清澄の一番の親友で理解者です。清澄と玻璃の関係を応援をするのですか、清澄が遠くなってしまう寂しさを感じています。それでも自分の感情を押し殺し、清澄の背中を押し続ける田丸は、「清澄のヒーローになりたかったのではないか」そう思いながら演じました。

清原果耶

尾崎妹役で出演させて頂きます、清原果耶です。クールビューティな姉とは正反対の自由奔放でクセのある彼女。優しさは生モノだ、と思えるような言葉選びが魅力的な女の子でした。脚本を読んで彼女と出会った時の衝撃は、これからも腹の底に居座り続ける様な気がしています。とてもエネルギーの強い現場でした。是非公開を楽しみにして下さると嬉しいです。

松井愛莉

尾崎姉を演じました。松井愛莉です。尾崎姉という役はクールで感情が表にでないキャラクターで、今まで演じたことがない役だったのですが、共演者の方々とのお芝居の中で、作品に意味を与えられていたらと思います。私は以前原作を読んだことがあったのですが、その時衝撃的な作品だったことが印象に残っており、そんな作品の映画化に参加できてとても嬉しく思います。独特な世界観と目が離せない展開の作品です。是非楽しみにしてください。

北村匠海

真っ赤な嵐を演じます北村匠海です。主演の大志くん・杏奈さんがとにかく素敵です。
本当に素晴らしい作品で、ここに少しでも関われた事が、とても光栄で誇らしい気持ちになりました。SABU監督と2人が織りなす破滅的で美しい物語です。

矢田亜希子

今回、このお話を頂いた時はまずSABU監督とご一緒できることが嬉しかったです。私は、中川大志くん演じる主人公清澄の母親役ということで、高校生にもなる大きな子の母親役は初めてだったのでここまで大きく育ててきた背景をたくさん想像しながら、大志くんを観察したり(笑)。母と子のシーンでは「さっぱりさばさばお母ちゃん」ですが愛溢れる気持ちいっぱいで演じました。

出来上がった映像を観て、中川大志さんと石井杏奈さんの体当たりのお芝居で、そこに清澄と玻璃が確実に存在している、2人の愛がずっと永遠なんだなと思わせてくれました。

原田知世

清澄と玻璃の間には、あまりにも清らかな愛情が満ち溢れていて、人を好きになる気持ちがどれだけ尊いものであるかをあらためて気づかせてくれる。中川大志さんと石井杏奈さんが本当に素晴らしく涙が溢れました。この作品に参加できたことをとても嬉しく思っています。

堤真一

SABU監督との仕事は『DRIVE』(2002年)以来18年ぶりです。久しぶりにご一緒した現場には、何年経っても変わらない監督特有の空気が流れていて、とても居心地が良かったです。この作品に関わって感じたことは、親からの愛情によって子供は自分の存在価値を決めてしまうのかなと。あまりやったことがない役だったので、色々勉強になることも多く、とても良い作品になったと思っています。

■公開情報
映画『砕け散るところを見せてあげる』
5月8日(金)新宿ピカデリーほかにて公開
出演 :中川大志、石井杏奈、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一
監督 :SABU
原作 :竹宮ゆゆこ『砕け散るところを見せてあげる』(新潮文庫nex刊)
配給:イオンエンターテイメント
PG12指定
(c)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
公式サイト:https://kudakechiru.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/kudake_movie

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