2020.02.10 06:00

本田翼、『絶対零度』続投で意外な告白　「サバサバした小田切は自分に近い役」

文・写真・取材＝望月ふみ

「エンジン全開でいきます！」

――続編に入るにあたって、ジム通いを始められたとか。前作では初挑戦となったアクションを、本当に頑張られていたとスタッフの方もお話されています。

本田：頑張らされたんです（笑）。パンチやキックの練習、あとは体幹を鍛えることをとにかくやりましたね。前回はアクションの先生の指導のもとでの練習でしたが、お家でもできることを教えていただいたので、自主練から頑張ろうと。前回が本当にキツかったので（苦笑）。ジムに行けないときにもヨガをやったり、とにかくできるだけ毎日運動をしようと心がけています。もともとは本当に運動する習慣がないので……。

――クールな役で、「かっこいい」という評価も嬉しかったとのことですが、小田切はSっ気のあるキャラクターでもありますね。

本田：どちらかというと私自身、イヤなことはイヤ、苦手なものは苦手とはっきり言うタイプなんです。でも今までそういった部分が出せる役ってあまりなくて。だから小田切はそうした部分が出せるのも楽しいです。等身大に近い役なのかもしれないです。だから自分ではSっ気とは思っていませんでした（笑）。

――沢村さん、横山さんたち共演者の方々ととても仲良くされていて、そうした現場の空気が芝居に入るいい状態を生んでいるのだと思っていましたが、それに加えて、等身大でいられる役柄という要素もあったんですね。

本田：そうかもしれません。メンバーに恵まれているのはもちろんですが、自分自身の役が肩肘張らずにいられる役だというのも大きいかもしれません。

――新シーズンでは小田切の新たな面も見られそうです。

本田：小田切には男性恐怖症というダークな部分がありますが、そのメンタルケアに行く施設で、ある男性と出会うんです。その人とどうなっていくのか、小田切も今回は前回より色んな面が見られると思います。普通の女の子っぽいところとか。あと横山さん演じる山内との間に流れる微妙な空気へのちょっと気まずい顔とか。色んな顔を見ていただけると思います。

――新シーズンはお正月スタートです。2019年頑張ったことと、2020年の目標を教えていただけますか？

本田：2019年はお仕事を頑張りました。初めての医療ものに、アイドルものなど、今までにやったことのない役柄をやらせていただきました。ジャーナリストや官僚の妻とか、ドラクエとか。すごく働いてる！（笑）。色々挑戦できた年でした。でもプライベートも充実してたんです。夏休みには友達と屋久島に行ったし、ほかにもモナコとかスペインのイビサ島にも行ったし。あと家族旅行で北海道も。

――パワフルですね。プライベートも充実していたから、仕事も頑張れたのでしょうか。充実した年だったんですね。2020年も期待しています。

本田：充実してました。2019年がすごく頑張ったから、2020年はどうなんだろう。まだ具体的には決めてないんですけど。でもやっぱりやったことのないことには挑戦していきたいですね。2020年もお仕事もプライベートもエンジン全開でいきます！

■放送情報
『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00～21:54放送
出演：沢村一樹、横山裕、本田翼ほか
脚本：浜田秀哉
企画：稲葉直人
プロデュース：永井麗子、関本純一
演出：石川淳一、品田俊介ほか
制作：フジテレビ
制作著作：共同テレビ
(c)フジテレビ
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/