アダム・ドライバーが歌い踊る 『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』本編映像公開

 2020年1月24日に全国公開される映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』より、本編映像が公開された。

 第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った本作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく模様を描いた物語。

 主人公トビーを『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のアダム・ドライバーが演じるほか、ジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコらが出演。モンティ・パイソンのメンバーとしても知られるテリー・ギリアム監督が、構想開始から約30年をかけ本作を完成に導いた。

映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』アダム・ドライバーが歌って踊る本編映像

 公開された映像では、トビー役のドライバーが、必死の想いで陽気に歌って踊るコメディ感あふれる姿が切り取られている。ドン・キホーテとの旅路の最中にトビーは、自身が学生時代に撮影した映画の主演女優アンジェリカと奇跡的な再会を果たす。しかし、アンジェリカがトビーのことを「妖術師(エンチャンター)なの」と誤解を招く発言をしたことにより、ドン・キホーテは血相を変え、妖術師を成敗すべくトビーに向けて剣を振るう。

 唐突に命の危機に瀕してしまうトビーは、窮地を脱するべく「歌手(チャンター)」だと必死のアピール。さらに、自分はコメディアンで歌手でもある“エディ・カンター”だと取り繕う。その証明として、トビーは高らかな歌声と陽気なステップによる命を懸けたステージを披露する。

■公開情報
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
2020年1月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:テリー・ギリアム
出演:アダム・ドライバー、ジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコ、ジョアナ・リベイロ、オスカル・ハエナダ、ジェイソン・ワトキンス、セルジ・ロペス、ロッシ・デ・パルマ、ホヴィク・ケウチケリアン、ジョルディ・モリャ
脚本:テリー・ギリアム、トニー・グリゾーニ
製作:マリエラ・ベスイェフシ、ヘラルド・エレーロ、エイミー・ギリアム
配給:ショウゲート
2018/カラー/5.1ch/スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル/スコープ/133分/日本語字幕:松浦美奈/原題:The Man Who Killed Don Quixote
(c)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
公式サイト:donquixote-movie.jp

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