Netflixオリジナルシリーズ『Giri / Haji』予告編&ビジュアル 平岳大と窪塚洋介が裏社会の抗争へ

 2020年1月10日より配信されるNetflixオリジナルシリーズ『Giri / Haji』より、予告編とキービジュアルが公開された。

 本作は、イギリスと日本を舞台にした英国ドラマシリーズ。タイトルには日本語の“義理”と“恥”がそのまま使われており、東京とロンドンという異なる2つの都市をまたいで起きた殺人事件が、裏社会の重大な権力抗争へと波及していくさまを描く。

 抗争終結の鍵を握るのは、とある日本人兄弟。兄であり刑事の健三を演じるのは、父親に平幹二朗を持つ俳優・平岳大。そして弟・勇人を演じるのは、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを果たした窪塚洋介。また、『おくりびと』の本木雅弘が、これまでのイメージを覆す強面ヤクザの福原役で出演。さらに、『トレインスポッティング』や『ノーカントリー』のケリー・マクドナルドら国際色豊かな俳優陣も脇を固める。

 公開された予告編は、常に不穏な空気と張り詰めた緊張感が漂い続けており、巻き起こる事件と衝撃の展開を感じさせる。ある夜、刑事の健三の元に現れたヤクザの組長の福原が、「遥か遠くに誰かが池に石を投げ、その矢がようやくここまで届いたわけだ……」と意味深な言葉を放つ。健三は疎遠になっている行方不明の弟・勇人を探し出すべくロンドンへ。勇人を捜索する中で、健三は徐々にロンドンの闇社会へと巻き込まれ、「一体何人が死んでるんだ? 東京で! ロンドンで! お前のために!」と勇人に激高する健三の姿も切り取られている。

 主演の平は「非常に練られていて、翻訳にも時間をかけ、我々も意見を述べました。そういったクリエイティブな関係の良い前例を作った、という感じはします」と自信を覗かせる。窪塚も「リアリティがあって凄いです。普通の日本の人が観てもすごくリアリティがあるように見えると思うんですよ。そして、見たことのある日本の景色だったり、触れたことのあるカルチャーも描かれているのに、観たことのない作品が出来上がっていると思います。すごく不思議な体験をしてもらえるんじゃないかなと思います」と、今までに類を見ない新感覚の作品になっていることを明かす。

 さらに本木は、「家族の絆や人間の繋がりや心の闇という普遍的なテーマに重きを置いているのが新鮮でした」と語り、加えて「物語の展開や回想の入り方にスピード感と独特なリズムがあって、どんな映像になるのだろうとワクワクさせてくれる脚本でした」と撮影前の時点から期待を寄せていたことを明かした。

■配信情報
Netflixオリジナルシリーズ『Giri / Haji』
2020年1月10日(金)独占配信開始
公式サイト:https://www.netflix.com/GiriHaji

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