今田美桜、SPドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』ヒロインに 「『倍返し』をできたら」

 今田美桜が、2020年1月3日に放送されるスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』のヒロイン役を務めることが決定した。

 前作に続き、池井戸潤の原作『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/文春文庫)の映像化に挑む2020年4月期の日曜劇場『半沢直樹(仮)』。スペシャルドラマでは、その物語の舞台である「東京セントラル証券」と大きく関わるIT企業「スパイラル」を中心にストーリーが展開される。

 銀行内で行われていた数々の不正を幾度となく暴き、痛快な逆転劇を見せた半沢直樹(堺雅人)。しかし前作の最終回では、頭取から子会社への出向を命じられてしまった。本作では、半沢がその子会社「東京セントラル証券」に赴任した後に起きた“ある事件”を描く。新興のIT企業である「スパイラル」は、半沢が「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた金融セキュリティシステムをリニューアルするため、コンペで声をかけられた企業の1つ。プロジェクトを勝ち取れば数百億の売り上げに繋がる、「スパイラル」にとっては社運を賭けた一大プロジェクトが進行する中で、人知れずある陰謀が動いていた。

 今田が演じるのは、物語の展開の大きな鍵を握る「東京セントラル証券」の新入社員・浜村瞳。浜村瞳は、「東京セントラル証券」の情報システム部に所属し、プログラミングは専門ではないが、研修として情報システム部に配属。そんな中、「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた証券トレーディングシステムをリニューアルするという一大プロジェクトに、担当者の一人として携わることになる。上司である半沢に憧れており、高坂とはコンペを機に関わって次第に惹かれ合う(?)という役どころだ。

今田美桜 コメント


『半沢直樹』が放送されていた頃はまだ小さくて、当時の私には言葉の意味も分からないものが多かったのですが、半沢さんの「倍返しだ!」のあの迫力は凄く印象に残っていて、今回の出演のお話をいただいて改めて見直し、その記憶が鮮明に蘇りました。

改めて観ると、内容が理解できる年齢という事もあって、より作品に圧倒されました。そして「小さい頃に観ていたあの作品に、まさか自分が出演するなんて!」と大変嬉しく思っています。

私が演じる瞳ちゃんは、すごくポジティブで、女の子らしいけど格好よく、前向きな頑張り屋さんです。職場では「働き方改革」が行われていて、新入社員だから早く家に帰されてしまい、残業などがまだできない。だから、大事なお仕事を任せられることがまだ少なくて、やる気はあるけど、早く家に帰らないといけない。そんな葛藤も持っている人物です。台本を読んで、全然私には似てないなと思いながらも、瞳ちゃんのポジティブなキャラクターに元気をもらっています(笑)。

丁度私と同じくらいの年齢なので、私の友達や今の新入社員の方々は、瞳ちゃんのように葛藤を抱えながら社会で頑張っているのだなと思いましたし、そんな葛藤も私なりに演じていけたらと思っています。

当時『半沢直樹』を観ていた方々も勿論ですし、これから就職する方や同年代の方も勇気づけられる作品だと思います。私自身、2020年最初の出演となるこの作品で、一緒に成長して良いスタートを切り、醍醐味でもある「倍返し」をできたらと思います。是非楽しみにしてください!

■放送情報
『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』
TBS系にて、2020年1月3日(金)23:15~放送
出演:吉沢亮、今田美桜
監修:福澤克雄
チーフプロデュース:伊與田英徳
プロデュース:宮崎陽平
演出:松木彩
企画協力:池井戸潤
製作著作:TBS
(c)TBS

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