貫地谷しほりと山田真歩、“2人の母親”の葛藤 『夕陽のあと』予告編&メインビジュアル公開

 11月8日に公開される映画『夕陽のあと』より、メインビジュアルと予告編が公開された。

 本作は、『アレノ』『二十六夜待ち』の越川道夫監督が手がけたヒューマンドラマ。鹿児島県・長島町を舞台に、平和に生活するとある家族に訪れた思いもよらぬ危機を、美しい大自然とともに映し出す。地域おこしプロジェクト・“長島大陸映画”として製作された本作には、貫地谷しほり、山田真歩、永井大、川口覚らがキャストとして名を連ねている。

 このたび公開された予告編では、茜(貫地谷しほり)が食堂で笑顔をみせて働いている姿、五月(山田真歩)とその家族に可愛がられ、すくすく育った様子の豊和(松原豊和)の姿が映し出される。五月が豊和との特別養子縁組は進めていると、豊和が東京のネットカフェで起きた乳児置き去り事件の被害者だったことが発覚。そして、豊和の産みの母親は茜だったことが分かる。茜と五月、2人の母親の葛藤が収められている。

『夕陽のあと』予告編

 あわせて公開されたメインビジュアルには、豊和を自転車に乗せた茜、そして決意を秘めた表情の五月の姿が捉えられ、「ふたりの母、ひとりの子」というキャッチコピーが添えられている。

■公開情報
『夕陽のあと』
11月8日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督:越川道夫
出演:貫地谷しほり、山田真歩、永井大、川口覚、松原豊和、木内みどり
脚本:嶋田うれ葉
音楽:宇波拓
企画・原案:舩橋淳
プロデューサー:橋本佳子
長島町プロデュース:小楠雄士
製作:長島大陸映画実行委員会
制作:ドキュメンタリージャパン
配給:コピアポア・フィルム
2019年/日本/133分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch
(c)2019長島大陸映画実行委員会
公式サイト:yuhinoato.com

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