吉沢亮が大原櫻子に本音を吐露 『なつぞら』で描き上げた一枚の絵
『なつぞら』(NHK総合)第23週初日では、天陽(吉沢亮)が一枚の絵を描き上げる姿が描かれた。
昭和48年(1973年)夏。なつ(広瀬すず)が手がけるテレビ漫画『魔界の番長』がスタートするが、一緒に見ていた優(増田光桜)は怖がり、寝室に逃げてしまった。1人その場に取り残されたなつの表情から、つくりあげた作品を子供に見てもらえない悲しさと、「それでも作品に向き合いたい」という複雑な思いが見てとれる。
作画に励むなつのもとにやってきた神地(染谷将太)は、麻子(貫地谷しほり)がマコプロに移籍すると話した。同僚たちが続々とマコプロに移籍しはじめたことに、なつが思わず「マコさんは魔界の魔王だわ」と漏らす。
そんななつに、坂場は一冊の本を手渡した。アメリカ西部の開拓者家族を描いた『大草原の小さな家』。坂場は、なつと共にこの作品をアニメーションにしたいと誘った。なつは心惹かれるような様子を見せたが、仲(井浦新)たちを裏切れないと誘いを断る。