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『偽装不倫』は嘘と真実で紡がれた恋愛物語に 杏と宮沢氷魚が最終回で示した「本当の幸せ」

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 ついに結ばれることとなった鐘子(杏)と丈(宮沢氷魚)。そして葉子(仲間由紀恵)の方もまた風太(瀬戸利樹)との恋を選択し賢治(谷原章介)との離婚が成立した。『偽装不倫』(日本テレビ系)最終話ではそれぞれが抱える「本当の幸せ」を追求した。

 藤堂(桐山漣)に言い寄られていた鐘子だが、丈のことが諦めきれず藤堂を振ってしまう。藤堂はその答えを聞き、鐘子を勇気付けて応援する。それに応えるように、鐘子は丈に会いにいき、思い出してもらえるようにアプローチを続けるのであった。

 一方で、賢治は葉子の不倫相手を風太だと突き止め、ボクシング対決を挑みに行く。賢治は頭を下げてまで風太に対決を申し出て、負けたら葉子と離婚すると言い、けじめをつけようとする。結果は風太が勝利した。葉子と賢治はこれをきっかけに離婚を決意。そして葉子は家を出て、風太と暮らすことを決める。葉子は真実の愛を選択した。

 丈は鐘子からのアプローチに応じず、ずっと記憶喪失のふりをしている。その理由は、手術の後遺症で目に違和感があることから、カメラマンの仕事を続けられないかもしれないことと関係があった。鐘子を幸せにできないと思った丈は、嘘をつき鐘子を遠ざける。しかし鐘子は丈への思いを諦めず、丈と一緒にいたいとはっきり伝えるのであった。長い遠回りを経て、二人はやっと結ばれることとなる。

 本作で一貫して描かれたテーマは嘘と真実であった。葉子、鐘子、丈、賢治のまわりには、常に嘘が隠れている。葉子は、真実の愛で惹かれあった風太と共に生きることを選ぶ。鐘子は嘘を重ねながら丈と恋を育むが、真実を話した途端に二人の関係はバランスを崩す。丈の手術後は、今度は丈が嘘を重ねたため恋が進展しなかった。お互いが真実を話した時、初めて二人は気持ちが通じ合う。嘘には必ず真実がつきものだ。真実にたどり着くまで迷路に迷い込んだように物事は膠着するが、本音を伝えるとあっけなく解決する。

      

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