堀田真由主演映画『プリズン13』追加キャストに板野友美、前野朋哉ら13名 主題歌はLEO今井

 8月30日に公開となる堀田真由主演映画『プリズン13』の追加キャスト13名が発表された。 

 本作は、1971年に実施された世界で最も邪悪な心理学実験として知られる、“スタンフォード監獄実験”を基にした密室ゲームムービー。人気Vtuberソフィアの公開実験に参加することになった女子大生のマリが実験現場に到着すると、そこには4メートル四方の巨大な監獄が。これから行われる実験は、12人の被験者を看守と囚人に分け、監獄生活を疑似体験させる“監獄実験”らしい。ソフィアは、そこで立場や役割によって人格が変化するかを確かめるという。7日間、この奇妙な部屋で看守になることになったマリ。しかし、実験は次第にエスカレートしていき。遂に死者が出てしまう。

 主演の堀田が監獄実験に参加することになった主人公マリを演じる。監督・脚本を務めるのは、映画『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作。オリジナル脚本で、『エミアビのはじまりとはじまり』以来、3年ぶりにメガホンを取った。

LEO今井

 今回新たに出演が発表された追加キャストは13名。監獄実験に参加した主人公マリを救い出そうと奮闘する姉・ユマを板野友美が、ユマの夫・コウキを前野朋哉が、元ヤンキーの囚人グレを元Popteenモデルの中島健が、看守長ゲーテを岩井拳士朗が演じる。また地下アイドル・GUMI役を矢野優花が、お調子者の囚人ヤマネ役を芹澤興人が、謎の男H役を宇野祥平が務める。そのほか伊藤麻実子、立石晴香、岡部尚、宮下かな子、岡本智礼、近野萌子が出演する。

 また、LEO今井の新曲「Fandom(Remix For A Film)」が主題歌に決定。本楽曲は、この映画のために書き下ろされた新曲で、近日解禁の特報映像で初公開される予定で、7月24日発売のカバーEP『6 Japanese Covers』に収録される。

 堀田らキャストからはコメントが寄せられている。

堀田真由 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

人間は理性を抑えて最良の判断を取る事が出来ると思っていましたが、それがいとも簡単に壊れてしまう怖さを感じました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

私は閉鎖された狭い空間があまり得意ではないのと、精神的に追い込まれる期間に美味しいご飯も頂けないので囚人にはなりたくないです。

板野友美 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

妹への愛があって、結婚していて、でも男っぽくて、不良に見えないように、でも、可愛らしさもあり……ちょっと演じるのが難しい役だなと思いました(笑)。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

実際に現実に行われることになったら、命令することに耐えられなくなり囚人のほうがいいと思うのかもしれないです。でも私は、優しい平等な看守になりたいです(笑)。

前野朋哉 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

個性ありまくりの出演者がどう芝居するのか想像してニヤニヤしました。4年ぶりの渡辺監督の演出が楽しみで、早く現場に行きたくなりました!

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

断然、看守です。M気質ですので、見張りつづけるのはつまらないかもしれません。見張っていただき、マジで堀田さんに怒られたいです。

中島健 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

周りのキャストの方々とは空き時間や現場では深く関わりたくないなぁと思いました。役柄的に基本、途中まで誰とも連まない1匹狼的存在だったので。本当は仲良くしたいと思ってました!!(笑)

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

看守。自分の事以外の囚人の見張りも怠りそうですし囚人の為に働く事に嫌気がさして途中から腹が立ってしまいそうです(笑)。

岩井拳士朗 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

最初に思ったのが、「面白そう! だけど、どうなるんだろう!?」。台本を読んで流れは把握しましたが、実際どうなるのか現場に入らないとわからないという緊張感と高揚感がありました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

撮影を終えた自分からすると、どっちも嫌です(笑)。嫌だけど、囚人にもなってみたいです。自尊心は崩壊するでしょうね。反抗するが叩きのめされて、最終的に従順な下僕になると思います。

矢野優花 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

看守と囚人という役割を与えられ、一つの空間で過ごす中で剥き出しになっていく人間の狂気的部分や真意がとても面白くて、根底にある不気味さといい、何だかゾクゾクする作品だと思いました。またGUMIという役は自分の中でチャレンジすることが多くて、どう演じようか、そういった意味では凄くわくわくしました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

自分がやるとしたら囚人がいいかなと思います。看守の方が自分でも気付いていなかった、自分の嫌な部分を見てしまいそうなので。それって結構怖いことだと感じます。

芹澤興人 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

ヤマネの人間臭い魅力に、演じる上で自分が負けるかもしれないという恐怖を感じました。監督を信じて率先して恥をかきに行こうと覚悟しました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

看守は嫌です。人を監視するのを仕事としてやらなきゃいけないのは苦痛を感じると思います。別途特別手当を支給してくれるなら考えます。

宇野祥平 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

まず渡辺監督の映画に久しぶりに参加できる喜びがありました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

どちらになっても嫌なので、後は運試しにしたいです(笑)。

伊藤麻実子 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

先ず、読み始めの段階で、自分が看守だとわかった時点で安堵している自分に気づいた。人は潜在意識の中で既に優劣をつけているものなのだな……と思った。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

看守。囚人達への好き嫌いが分かれているくせに、囚人皆に偽善で普通に対応しようとしながらも、其の実、心の中では見下す感覚になるであろう自分が気味悪い。

立石晴香 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

「人って怖いな」と思いました。環境でこうも変わってしまう。環境がそうさせているのかそれぞれの中に元からあるものが拡張されているのか考えさせられました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

看守が嫌です。人に命令はもちろん、理不尽なことがとても嫌いなので、囚人だけど自分と何も変わらない立場の人に何かを命令するなんて耐えられないと思います。

岡部尚 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

ホストの役という事で、うわぁ大丈夫かなぁ俺……というのが正直な感情です。自分とは違う世界の人間と思っていたので。だからこそ楽しみでもありました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

囚人が嫌です。手錠も足かせも、痛いし惨めな気持ちになるので、もう嫌です。実際にやる羽目になったら、事なかれ主義を貫いて一日中瞑想するでしょう。

宮下かな子 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

人は、ここまで人格が変わるのだろうかと疑問を抱きながらも、心に隠し持つ狂気的な部分が徐々に頭角を現してくる過程に、恐怖を感じました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

私自身、人に命令することが苦手なので、看守役にはなりたくないです。もし看守になり、誰かを傷つけるようなことが行われる場合、耐えられず辞退すると思います。

岡本智礼 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

普段の生活からスマホで動画サイトを見ることが多かったので、今回、M16という役でこのような企画に参加できる作品に出会えて非常に楽しみでワクワクしました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

囚人です。自分は環境にのまれやすい性格だと思っているので囚人になったら何も抵抗せず、ただひたすらに弱い人間になりそうだからです。

近野萌子 コメント

台本を読んだ時に抱いた感情とその理由

対等だったはずの関係が、どんどん崩れていく。台本を読んだだけで「人はこうも変わってしまうのか」と、恐怖をかき立てられました。

もし自分がこの監獄実験に参加することになったら

囚人役です。私がなってしまったら、食べ物だけは美味しいものを看守とシェアできないかと、一度提案したいです。あとは、百万円のために耐えます!

■公開情報
『プリズン13』
8月30日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほかにて公開
出演:堀田真由、中島健、岩井拳士朗、矢野優花、芹澤興人、宇野祥平、伊藤麻実子、立石晴香、岡部尚、宮下かな子、岡本智礼、近野萌子、前野朋哉、板野友美
監督・脚本:渡辺謙作
企画・配給:AMGエンタテインメント
主題歌:「Fandom(Remix For A Film)」LEO 今井
(c)2019「プリズン13」製作委員会
公式サイト:https://prison13.com/
公式Twitter:https://twitter.com/prison13movie

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