EXILE AKIRA、三池崇史監督とのタッグを振り返る 「自分ならではの表現ができた」
第2部は「CINEMA FIGHTERS project 第3弾オープニングスペシャルスクリーニング」と称され、CINEMA FIGHTERS projectの出演者からAKIRAと佐藤大樹が登壇。MCは別所哲也が務め、作品の魅力についてトークセッションを行った。ショートショートフィルムフェスティバルとLDHがコラボしたCINEMA FIGHTERS projectは、作詞家の小竹正人が手がけた詩をショートショートにして映像化したプロジェクトである。
第3弾の新作『Beautiful』はAKIRAが出演し、監督は三池崇史が務めた。本作は今までの三池作品のイメージであるアクションやバイオレンスとは異なるテイストで作られているそう。それについて別所がAKIRAに尋ねると「今回の『Beautiful』はファンタジーな世界なんですが、ストーリーが進んでいくうちにメッセージがすっと心に入ってくるこの作品の台本を読んだ時点で、どう演出するのかとても楽しみにしていました」と話した。また作品で難しかったことについては「ファーストシーンから終わりまで、短い時間で作品の魅力を届けなければならない。監督の技量、キャストの技量、すべての皆様の技量が必要になってきますので、どのように『Beautiful』ならではの魅力を引き出すかは難しかったです。自分の中では、自分ならではの表現ができたのではないかと思いますし、新しい三池崇史監督作品が生まれたのではないかという自信が生まれました」と話した。
続いて話題は佐藤の出演作『魔女に焦がれて』について。別所から「出演が決まった気持ちは?」と尋ねられた佐藤は「出演が決まった時から本当に嬉しくて、小竹正人さんにお礼のメールをしました」と秘話を明かす。さらに別所が「今までの高校生役と違うところは?」と聞くと佐藤は「今まで明るい役が多かったのですが、物静かで落ち着いた役でした。ショートフィルムは、タダでさえセリフが少ないのですが、その中でさらにセリフの少ない役だったのでそこを表情で見せないとなと思い、自分の中でも苦労したところでした」と答えた。AKIRAは佐藤の作品について「大樹の演じる役はとても爽やかな役で、ザ・青春ストーリーです。大人世代の方にも共感してもらえるような普遍的なメッセージが心に入ってくるので、どの世代でも楽しめるものになったのではないかな」と話す。別所はこれについて、この世代でしか演じられない役があると指摘。別所は「僕たち、学ラン着るって言われたらどう?」とAKIRAと並んで見せ、会場が笑顔に。別所もAKIRAも学ランには乗り気で、「学ラン着ようよ!」と提案して会場を盛り上げた。冒頭の登場から最後まで、終始ファンの温かい声援の中、イベントは和やかに幕を閉じた。
(取材・文・写真=Nana Numoto)
■イベント情報
『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019』
開催期間:5月29日(水)~6月16日(日)
上映会場:東京計5会場予定およびオンライン会場
※開催期間は各会場によって異なる。また、変更になる場合もあり。
・5月30日(木)~6月2日(日)iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
・6月6日(木)~6月9日(日)表参道ヒルズ スペース オー
・6月11日(火)赤坂インターシティコンファレンス the AIR
・6月11日(火)~6月14日(金)アンダーズ 東京 Andaz Studio
・6月13日(木)~6月15日(土 )シダックス・カルチャーホール
一部の有料イベントを除き、全ての上映会場ともに無料上映。
事前予約はオフィシャルサイトにて、4月24日(水)14:00~受付 ※当日券もあり。
主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
公式サイト:https://www.shortshorts.org/2019/