ニコラス・ホルト主演映画『トールキン』、声優・浪川大輔のナレーション入り予告&ポスター公開
ニコラス・ホルトが主演を務める映画『TOLKIEN(原題)』の邦題が『トールキン 旅のはじまり』に決定し、ポスタービジュアルと、声優・浪川大輔のナレーション入り予告映像が公開された。
本作は、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作の原作者、J・R・R・トールキンの前半生を描いた伝記映画。『女王陛下のお気に入り』『X-MEN』シリーズのホルトがトールキンを演じ、彼のミューズとなるエディス役で『あと1センチの恋』のリリー・コリンズが出演。フィンランドが誇る注目の才能ドメ・カルコスキが監督を務めた。
ポスタービジュアルには、ホルト演じるトールキンと『指輪物語』のシンボルともいえる指輪が大きく写し出されている。指輪の中には、エディスと学生時代にともに芸術に打ち込んだトールキンを含む4人の若者たちの姿が描かれ、「あの壮大な冒険物語は、愛と友情、そして勇気から生まれた。」とコピーが添えられている。
あわせて公開された予告映像は、「子供の頃から言葉に魅せられた。自分の言葉を発明したよ。英雄の物語を作った」と明かすトールキンに、エディスが「物語を聞かせて。あなたの好きな言葉で」と微笑みかけるシーンからはじまる。トールキンの説明と共に映し出されるのは、冒険に憧れた子ども時代から、 “芸術”への野心を語り合った仲間たちとのかけがえのない日々、そして運命の人エディスとの出会い。しかし、それらは突如勃発した世界戦争によって容赦なく引き裂かれていく。
予告映像のナレーションには、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの日本語吹替版で主人公フロドの声を務めた浪川大輔が抜擢。浪川は今回のオファーについて、「『ロード・オブ・ザ・リング』は僕にとって転機となる作品だったので、時間がたってもまたこのように携われるのは幸せですし、非常に光栄です」と喜びをあらわに。収録の感想については、「今回久しぶりに“あの声”を出すため、あの時の気持ちにかえってやりました」と振り返った。本作については、「『ロード・オブ・ザ・リング』を生み出した原点を描いていて、作品の中にオマージュもあると伺い、とても楽しみです。早く映画館で観たいです」と期待たっぷりのコメントを寄せた。
■公開情報
『トールキン 旅のはじまり』
8月、全国ロードショー
監督:ドメ・カルコスキ
出演:ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、デレク・ジャコビ、アンソニー・ボイル、パトリック・ギブソン、トム・グリン=カーニー
配給:20世紀フォックス映画
(c)2019 Twentieth Century Fox
公式Twitter:https://twitter.com/foxsearchlightj