松坂桃李「初恋は中2」、山本美月「今も引きずってます」 『パーフェクトワールド』制作発表で明かした初恋エピソード

 4月8日、東京・アーツ千代田3331にて松坂桃李主演の火曜ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表会が行われ、松坂桃李、山本美月、瀬戸康史、中村ゆり、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、木村祐一、麻生祐未、松重豊、プロデューサーの河西秀幸が登壇した。

 本作は、女性コミック誌『Kiss』(講談社)に連載中の有賀リエによる同名コミックを連続ドラマ化するラブストーリー。生涯1人で生きていくと決めていた、車いすに乗った建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、心を通わせていくことで樹の生き方が変化していく模様を描く。

松坂桃李

 プロデューサーの河西と松坂は、2015年10月期に放送された『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』以来2度目のタッグ。河西は、はじめの挨拶で「厳しい環境になると松坂くんの本来の良さがじわじわと出てくるなと思っていて、『パーフェクトワールド』でも適度に彼を追い込みながら撮影させていただければなと」と松坂への絶大なる期待を述べる。さらに昨日の撮影が夜中の2時まで続いていたことを明かし、キャストたちに「すいませんでした」と謝罪しつつ、「2時までやったときの良さが滲み出ておりました」と過酷な撮影スケジュールの中でも、キャストたちの連日の奮闘ぶりを明かした。

 河西のトークを受けて笑みを見せていた松坂は「(追い込むことについて)決してそんなことはありません。スタッフ、キャストさんみんなでなるべく安全第一で健康体で最後までやりたい」と意気込む。また、恋愛ドラマへの挑戦について「この辺(胸のあたりを手で指しながら)がずっともぞもぞしてます。こそがゆい、わ、ぎゃ、は、わぁ、みたいな」と恥ずかしさも少しあるという心境を明かした。相手役の山本も、恋愛ドラマのヒロイン役について「贅沢ですよね、取り合いっこされたり」と役への喜びを語ると、「絵が好きなところは一緒」とつぐみとの共通点を明かした。

山本美月

 樹の恋敵で同級生・洋貴役を演じる瀬戸は「恋愛というものはきれいごとだけではないなと思いました」と切ない役どころだからこそ湧いた感情を明かす。「好きな人に好きな人がいるという状況は僕だったら引く」と自身と比較しながら「洋貴の行動力や勇気は尊敬するところ」と話した。

瀬戸康史

 髪を茶色に染めて登場した松村。SixTONESでは他のメンバーが髪色を染めても「ずっと黒」のイメージで、「ちょっと大人しめで人によってはクールと呼ぶ方もいる」とパーソナルイメージを説明するが、今回、樹と共に働く事務所でムードメーカーでもある晴人を演じるにあたり、髪色を染め明るいキャラクターに役作りをしたところメンバーから「北斗明るくなった」と言われるようになったという。「口数が増えてものすごく明るくなったらしいです」と髪型のイメージに普段の人柄も引っ張られて影響を受けていると説明した。また、松村演じる晴人の叔父役・木村はジャニーズとの共演はあったが「肉親になったのは初めて」と笑いを誘った。

松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)

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