『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月公開 J・キャメロンが製作に復帰、T・ミラーが監督に
『ターミネーター』シリーズ最新作『Terminator: Dark Fate』が、『ターミネーター:ニュー・フェイト』の邦題で11月に日本公開されることが決定。あわせて場面写真も公開された。
1985年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作され、その後シリーズ累計の全世界興行収入が1998億円以上を記録する大ヒットシリーズの最新作となる本作では、『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』(日本興行収入95億円)以降、シリーズへの直接的な関与がなかった、『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンが製作に復帰。キャメロン自身が製作・監督・脚本を務めた『ターミネーター2』のその後の世界を描く正当な続編となるということで、世界中の映画ファンから大きな注目を集めている。そして、『デッドプール』を監督し、R指定作品の全米興行収入オープニング記録を樹立するなど、その予想外の大ヒットで世界中を驚かせたティム・ミラーがメガホンを取る。
シリーズの看板キャラクター、ターミネーターT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーに加え、『ターミネーター』『ターミネーター2』で人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母サラ・コナーを演じ、以降「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダ・ハミルトンが出演することも大きな話題となっている。また、『オデッセイ』『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスの出演も明らかになっている。
現在、アメリカのネバダ州ラスベガスで行われている全米劇場所有者協会(NATO)が主催するコンベンション、シネマコンで、現地時間4月4日午前10時より行われたパラマウント・ピクチャーズ(本作の北米の配給会社)のラインナップ発表会に、本作の出演者のハミルトン、デイヴィス、ナタリー・レヴェス、ガブリエル・ルナ、そしてミラー監督が登壇し、製作中の本編クリップを披露。会場からは喝采が沸き起こった。
公開された場面写真では、シュワルツネッガー演じるT-800、ハミルトン演じるコナー、デイヴィス演じる新キャラクターらの姿が切り取られている。
シネマコンでのミラー監督、シュワルツネッガー、ハミルトンからのコメントは以下のとおり。
シネマコンでのキャスト&スタッフ コメント
ティム・ミラー監督
この作品はジム(・キャメロン)の代表的なヒット作の正当な続編となる。……ほどばしる情熱をスクリーンから感じるだろう。
アーノルド・シュワルツェネッガー
もちろん、アイル・ビー・バック、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビーって言っているよ。他に何があるんだ?
リンダ・ハミルトン
この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた。
■公開情報
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月、全国ロードショー
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリー・レヴェス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
配給:20世紀フォックス映画
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