『PRINCE OF LEGEND』王子大解説! セレブ、ヤンキー、モテ男ら14人を大画面で堪能しよう

 『PRINCE OF LEGEND』は、2018年10月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ版からスタート。「すべての女子たちの“シンデレラ願望”を叶える」として、ライブやゲームなど様々なメディアをクロスオーバーする一大プロジェクトだ。「王子が大渋滞!」というキャッチコピーのもと、『HiGH&LOW』シリーズの制作陣が再集結し、EXILE TRIBEのメンバーはもちろんのこと、他にも様々なフィールドで活躍する俳優たちが出演していることでも注目されている。

 劇場版『PRINCE OF LEGEND』が大ヒット公開中の今、本稿では銀幕にひしめきあって渋滞している王子たちの紹介をしていきたいと思う。

「伝説の王子選手権」とは?

 セレブの集う「聖ブリリアント学園」。ここでは3年に一度、理事長(加藤諒)の主導する「伝説の王子選手権」が開催され、ここで優勝したものだけが、「伝説の王子」として認められ、選手権の模様は世界中で中継されるほどの人気を誇るコンテンツとなっている。

 母親を亡くし天涯孤独の貧乏少女という、「理想的なヒロイン」である成瀬果音(白石聖)。王子たちは(数名を除いて)様々な理由から、彼女に想いを寄せている(果音はそれを“男の妄想”と切り捨てているのだが)。そこに目をつけた理事長が、彼女を金銭で買収し、王子たちに「伝説の王子選手権」に出場するように仕向けたのだ。

個性豊かな王子のチーム

【チーム奏】セレブ王子と二人の側近の〈関係性〉

「チーム」としてくくられているが、「伝説の王子選手権」は基本的には個人戦である。

 総資産数兆円を誇るとされる朱雀グループの御曹司・朱雀 奏〈セレブ王子〉(片寄涼太/GENERATIONS from EXILE TRIBE)は、容姿端麗、スポーツ万能、小さい頃から「王子たれ」と育てられ、ロイヤルフェニックス学園生徒全員の憧れの的。そしてその二人の側近が、幼い頃から奏を慕っている第一側近・久遠 誠一郎〈メガネ王子〉(塩野瑛久)と、誠一郎の座を虎視眈々と狙っている第二側近・鏑木 元〈下剋上王子〉(飯島寛騎)。

父親から「初恋の人の娘・成瀬果音を幸せにして欲しい」と頼まれ、彼女の通う「聖ブリリアント学園」へ向かった奏。一度は果音に一目惚れするも、彼女の態度に失望する。しかし父親から「果音と結婚した者に全財産を譲る」と宣言され、しぶしぶ果音争奪戦に参加することに。

 奏に友情以上の感情を持っている誠一郎、そしてそれをいち早く察し、下剋上を狙う元。複雑な関係性が交錯する中、【チーム奏】は聖ブリリアント学園へ転校し、「伝説の王子選手権」に挑戦する。

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