『ひよっこ2』乙女寮の同窓会が開かれたワケとは? 竜星涼と井之脇海が“あの約束”を果たす

 NHKのスペシャルドラマ『ひよっこ2』では奥茨城母の会の開催に続いて、今度は東京で乙女寮の同窓会が開かれた。

 ここで乙女寮のメンバーをおさらいしておこう。ヒロインのみね子(有村架純)が親友の時子(佐久間由衣)と一緒に奥茨城から上京して、はじめに勤務することになったのが東京都墨田区向島にあるトランジスタラジオの製造工場だった。その工場に隣接した寮の名が「乙女寮」。そこで同室となったのが、それぞれ故郷を離れ、“集団就職”で東京へとやってきた、さまざまな境遇の女の子たちだった。大人びた雰囲気を持つしっかり者の寮長の幸子(小島藤子)、可憐な雰囲気を持った優しい心の持ち主である優子(八木優希)。そしておかっぱ頭に眼鏡がトレードマークでどこまでもマイペースな澄子(松本穂香)、生真面目さと気の強さが特徴的な澄子(藤野涼子)。そして、当時、乙女寮の舎監として彼女たちの身の回りの世話をしていたのが愛子さん(和久井映見)。この7人が一堂に会した。

 そもそも集まるきっかけとなったのは、工場の閉鎖とともに秋田に帰郷した優子の手紙から。優子は、乙女寮で6人で過ごしていた部屋の名前である「コスモス」から名付けた秋桜子と名付けた娘を連れてやってきた。はるばる秋田から優子が訪れるということだけあって、何かあったのかと心配になる一同だったが、「どうしてもみんなに会いたくなってね」と単なる純粋な想いから。優子の手紙がなかったら、私たちはこの光景を見ることもできなかったかもしれない。

関連記事