大学生4人が12億円の画集を盗み出す実話『アメリカン・アニマルズ』5月公開 ポスター&予告編も
バート・レイトン監督作『American Animals(原題)』が、邦題を『アメリカン・アニマルズ』とし、5月17日より日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作は、4人の大学生が時価12億円のヴィンテージ本を狙い、前代未聞の強盗事件を企てたという実話に基づく物語。アメリカ・ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレンとスペンサーは、自分が周りの人間と何一つ変わらない普通の大人になりかけていることを感じていた。そんなある日、2人は大学図書館に時価1200万ドルを超える画集『アメリカの鳥類』が保管されていることを知る。ウォーレンとスペンサーは、大学の友人エリックとチャズに声をかけ、『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』などの犯罪映画を参考に作戦を練ることに。
衝撃の実話の映画化を手がけたのは、ドキュメンタリー映画『The Imposter(原題)』で英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞し、長編ドラマとしては本作が初監督作品となるレイトン。事件を起こした本人たちを劇中に登場させ、ドキュメンタリーとドラマのハイブリッドにスタイリッシュな映像と音楽を盛りこんだ。キャストには、『X-MEN』 のエヴァン・ピーターズ、『ダンケルク』のバリー・コーガンら実力派若手俳優が集結した。
公開された日本版ポスターは、彼らが狙うオーデュボンの傑作画集『アメリカの鳥類』の絵をモチーフに、『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』など往年のクライム映画に影響を受けた主人公たちが、特殊メイクで老人に扮し強盗を企む様子が表現されている。
一方の予告編では、退屈に大学生活を送る若者たちが、素人ながらハンドメイドな強盗計画を立て、実行するまでの様子が切り取られている。
■公開情報
『アメリカン・アニマルズ』
5月17日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督:バート・レイトン
出演:エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン、ブレイク・ジェナー、ジャレッド・アブラハムソン
提供:ファントム・フィルム、カルチュア・パブリッシャーズ
配給:ファントム・フィルム
2018年/アメリカ・イギリス/116分/スコープサイズ/5.1ch
(c)AI Film LLC/Channel Four Television Corporation/American Animal Pictures Limited 2018
公式サイト:phantom-film.com/americananimals/