マット・デイモン、体重増量でクセモノキャラに 『サバービコン 仮面を被った街』本編映像

 5月5日に公開されるジョージ・クルーニー監督最新作『サバービコン 仮面を被った街』より、主演マット・デイモンの姿を捉えた本編映像が公開された。

 クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本に参加した本作は、自宅に侵入した強盗によって、アメリカン・ドリームの街サバービコンに住むロッジ家の生活が変化していく模様を描いた人間ドラマ。『オーシャンズ11』シリーズなどでクルーニーと組んでいるデイモンが、平凡なファミリーマンの顔の裏に秘密を隠したクセモノの主人公ガードナー・ロッジを演じるほか、『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のオスカー・アイザックらが出演する。

『サバ―ビコン 仮面を被った街』本編映像(マット・デイモン)

 公開された映像は、妻を強盗に殺され、傷心のガードナー・ロッジの元に警官が訪れるというシーン。捜査状況の進捗を報告しにきたであろう警官の訪問を進んで受け入れるかと思いきや、居留守を使おうとするガードナー。一点を見つめ、ひたすらハンドグリップに集中するデイモンの姿はどこか滑稽な印象も感じさせる。さらには、その顔面にはなぜか殴られたような形跡も。全身に怪しさが漂うガードナーの異常な様子に、警官も訝しげな様子を見せる。肝心の捜査状況を問うガードナーに対し、警官はなぜかマフィアが殺されたという事実を告げるのみ。デイモン演じるガードナーの隠された裏の顔を感じさせる。

 本作でガードナー役を演じるにあたり、デイモンは時代にあった体格を探し求めて当時の写真を研究。「50年代の男は現代人のように運動をしなかった。細身かでっぷり太っているかのどちらかだった」と分析し、「僕の祖父が太っている方だったので祖父に体格を似せようと思った」と、数ポンド体重を増量して撮影に臨むなどの工夫を施したことを明かしている。

■公開情報
『サバービコン 仮面を被った街』
5月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン、ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
2017年/アメリカ/105分/カラー/ドルビー・デジタル/2.35:1/字幕翻訳:野崎文子/映倫G/原題:Suburbicon
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公式サイト:suburbicon.jp

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