劇団ひとり、まるでルー大柴!? 『西郷どん』土佐弁、英語を駆使してジョン万次郎役を熱演

 劇団ひとりは、2015年放送の『花燃ゆ』以来、今回が2度目の大河ドラマ出演。映画監督デビュー作であり、自らもキャストとして出演した『青天の霹靂』が代表作の一つに挙げられるが、『ゴッドタン』(テレビ東京)などを筆頭にバラエティ番組、コントで度々見せる“泣き芸”のイメージは強烈だ。そこをグッと抑えつつ、好きな相手を愛する気持ちである“ラブ”を吉之助らに、アメリカでの学びを斉彬に淡々と教授していく。非現実的とも言えるキャラクターながら、『西郷どん』の世界で生きるジョン万次郎として、説得力ある人間味を放っていたように思えた。

 第7回「背中の母」では、吉之助が嫁を迎えることになる。彼にとって最初の妻・須賀を演じるのは橋本愛。予告では「能面みたいな花嫁じゃな」というセリフがあるが、どのような演技を見せれくれるのか。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『西郷どん』
[NHK総合]毎週日曜20:00〜20:45
[NHK BSプレミアム]毎週日曜18:00〜18:45
出演:鈴木亮平、瑛太、黒木華、松坂慶子、風間杜夫、平田満、桜庭ななみ、渡部豪太、塚地武雅、沢村一樹、北村有起哉、高橋光臣、堀井新太、北川景子、青木崇高、小柳ルミ子、鹿賀丈史、渡辺謙
原作:林真理子
脚本:中園ミホ
語り:西田敏行
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/segodon/

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