トランスジェンダーの主人公の母親役に 『アバウト・レイ 16歳の決断』ナオミ・ワッツ新場面写真

 2月3日公開のエル・ファニング主演映画『アバウト・レイ 16歳の決断』より、新たな場面写真が公開された。

 本作は、『リトル・ミス・シャイン』、『サンシャイン・クリーニング』の製作チームが手がけたヒューマンドラマ。本当の自分を求め、心も身体も男になると決断したトランスジェンダー(FTM)の主人公レイが、家族とぶつかり合い傷つきながらも、新たな絆を結んでいく模様を描く。

 今回公開された場面写真は、主人公レイの母親・マギーを演じたナオミ・ワッツに関するもの。 デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』(2001)の主役に抜擢され、全米批評家協会賞主演女優賞をはじめとする、多くの演技賞を受賞し高い評価受けたワッツ。その後、『ザ・リング』(2002)、『21グラム』(2003)、『インポッシブル』(2012)などに出演。2017年にはリンチ監督が手がけたTVシリーズ『ツイン・ピークス The Return』に出演し、話題を呼んだ。

 本作でワッツは、トランスジェンダーである16歳の子を持つ母を好演。インタビューでは、「マギーは全身全霊でレイを育ててきて、その間、自分を省みなかったのよ。劇中で彼女は、目の前に自分が今まで体験したことのないような難題が迫っていることを感じているの。そして彼女は決意して、子供が当然得るべき平穏で幸せな生活を手に入れられるよう力を貸し、戦いに備えるのよ」と、子供思いなマギーの人物像を語っている。

■公開情報
『アバウト・レイ 16歳の決断』
2018年2月3日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
監督:ゲイビー・デラル
出演:エル・ファニング、ナオミ・ワッツ、スーザン・サランドン、リンダ・エモンド、テイト・ドノヴァン、サム・トラメル
配給:ファントム・フィルム
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公式サイト:aboutray16-eiga.com

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