エディ・レッドメインら、『ファンタビ』お気に入りの魔法動物を語る

 『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』より、エディ・レッドメインらの新着コメントが公開された。

 本作は、原作者であるJ.K.ローリングが脚本を書き、『ハリーポッター』シリーズを4作手掛けているデヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取ったファンタジー映画。アカデミー俳優のエディ・レットメインが主演を務め、『スティーブ・ジョブズ』のキャサリン・ウォーターストン、“ファイン・フレンジー”として歌手活動を行うアリソン・スドル、コメディアン、声優としても活動するダン・フォグラーらが出演する。

 今回公開されたコメントでは、エディ・レットメインやキャサリン・ウォーターストンらが、お気に入りの魔法動物をそれぞれ語っている。魔法動物は、魔法の力を持つ動物のことで、それぞれ個性的な容姿や能力を持っている。魔法使いたちがかけた魔法で人間には極力見えないようになっているが、中にはネッシーや河童のように、その魔法が解けたときにたまたま人間に見つかってしまうこともあるという。

 ティナを演じたキャサリン・ウォーターストンは、「ビーストは全員素晴らしいけど、ピケットがお気に入りなの」と、優しく内気な性格で緑色の容姿をした木の妖精“ボウトラックル”のなかでも、ピケットがお気に入りだと明かす。クイニーを演じたアリソン・スドルは、「お気に入りは二フラーね。彼はとても楽しいから。抱きしめたいくらい可愛いもの。でも彼の周りではジュエリーに気をつけなくちゃね」とキラキラしたものに目がないビーストの名前を挙げた。

 しかし、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインは、「ニュートはお気に入りを持つのは好きじゃないと思う。親のように彼ら全員を愛したいんだ」とニュートのビースト愛を明かし、お気に入りを挙げるのを躊躇したという。しかし、レッドメイン“個人としては”と前置きし、「僕のお気に入りは、ピケットだよ。彼は、ボウトラックルでニュートのポケットの中にいるのが好きなんだ。僕の体温を感じたくてね。でも僕は彼のことを愛すべきではない。他のボウトラックルと同じように扱わないと…でも僕も少し愛着を感じているんだ」と語った。

 イェーツ監督は、「僕はデミガイズが好きなんだ。とても可愛くて、チャーミングだ」と、大きな黒い目で銀色の毛に覆われたサルのようなビーストがお気に入りだと語る。「新しい魔法使いの世界による最新作の大きな魅力は、“魔法動物(ビースト)”たちだよ。ビーストたちはとても楽しいんだ」とビーストが巻き起こす展開が見どころであると述べた。

 また、ビーストを生み出す過程で監督は、「ビーストは素晴らしくあるべきだが、彼らがファンタジーであってはならないということだった。彼らが別世界に属するものに見えてはならない。それぞれに、自然で、人間的な息吹が無くてはならない」とチームに伝えたと明かし、実際にこの世界にいるように見せることに注力したと振り返る。

 現在、Twitterでは、特定のハッシュタグをつけると魔法動物やニュートのアイコンが自動的に表示されるサービスが実施されている。(魔法動物:#ファンタビボウトラックル、#ファンタビニフラー、#ファンタビサンダーバード、#ファンタビスウーピング・イーヴル)

■公開情報
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
11月23日(水・祝)、全国ロードショー
監督:デイビッド・イェーツ
原作・脚本:J・K・ローリング
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン、J・K・ローリング
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、コリン・ファレル
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:fantasticbeasts.jp

関連記事