ビル・マーレイ主演作『ロック・ザ・カスバ！』が7月20日に日本公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

　本作は、『レインマン』でアカデミー賞を受賞した、バリー・レヴィンソン監督がメガホンを取ったエンタテインメント・ムービー。業界でくすぶる音楽芸能マネージャーのリッチーが、アフガニスタンの首都カブールで出会った美しい歌声をもつ少女のデビューに向けて、命の危険を感じながらも奔走する模様を描く。

　主人公の音楽芸能マネージャー・リッチー役を『ゴーストバスターズ』『ブロークン・フラワーズ』のマーレイが演じるほか、『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、『あの頃ペニー・レインと』のケイト・ハドソン、『（500）日のサマー』のズーイー・デシャネル、『ゼロ・ダーク・サーティ』のテイラー・キニーらが脇を固める。脚本を『リクルート』のミッチ・グレイザー、音楽を『エージェント・ウルトラ』のマーセロ・サーヴォス、撮影をアカデミー賞受賞作『それでも夜は明ける』のショーン・ボビットがそれぞれ担当する。また、劇中には、キャット・スティーヴンス「WILD WORLD」、ボブ・ディラン「KNOCKIN' ON HEAVENS DOOR」、ビル・マーレイが唄うディープ・パープル「SMOKE ON THE WATER」、シャキーラ「Suerte (Whenever, Wherever)」などの曲が登場する。

　このたび公開されたポスタービジュアルは、“少女の歌声が世界を救う?!”というコピーとともに、紛争が絶えない危険地帯とリッチー演じるマーレイらを背景に、一本のマイクの前に立つ少女の姿が捉えられている。一方の予告編は、音楽芸能マネージャーのリッチーがでまかせでお金を巻き上げるシーンから始まり、ウィリス演じる用心棒ボンベイとの出会いや、少女の美しい歌声に心を奪われる姿、紛争地帯での銃の乱射シーンなどが収められている。

■公開情報
『ロック・ザ・カスバ！』
7月20日（水）より新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督：バリー・レヴィンソン
脚本：ミッチ・グレイザー
音楽：マーセロ・ザーヴォス
撮影：ショーン・ボビット
出演：ビル・マーレイ、ブルース・ウィリス、ケイト・ハドソン、ズーイー・デシャネル、テイラー・キニー
配給：クロックワークス
原題：「ROCK THE KASBAH」／2015年／アメリカ／106分／カラー／シネマスコープ／英語
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