『オデッセイ』、“究極の絶望”を示す特別映像が公開 スコット監督によるGG賞コメントも

映画「オデッセイ」特別映像

 リドリー・スコット監督最新作『オデッセイ』の特別映像が公開された。

 『オデッセイ』は、火星にひとりぼっちで取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーが、あらゆる手段を使って生き延びようとする模様を描いたサバイバル・アドベンチャー。キャストには、マーク・ワトニー役のマット・デイモンを筆頭に、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』のジェシカ・チャステイン、『LIFE!』の クリステン・ウィグ、 『イカとクジラ』のジェフ・ダニエルズ、『アントマン』のマイケル・ペーニャ、『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラ、 『ジュピター』のショーン・ビーン、 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のセバスチャン・スタンらが揃う。

 「火星に取り残された生存者:1名」というナレーションとともに始まる特別映像では、ワトニーが直面している数々の“究極の絶望”が明らかに。「水:なし(0)」、「酸素:ほとんどなし(0.13%)」、「通信手段:なし( 0)」、「食料:31日分」、「次の救助まで:1400日」と続き、そして「地球までの距離:225,300,000km」と、生存不可能な数字が次々と映し出される。

 また、先日発表された第73回ゴールデングローブ賞で、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(マット・デイモン/ミュージカル・コメディ部門)、監督賞(リドリー・スコット)の主要3部門にノミネートされたことについて、スコットがコメントを発表。「この作品を選んでいただき、また、マット・デイモンの卓越した演技を温かく受け入れていただいたハリウッド外国人映画記者協会の皆さまに心からお礼を申し上げます。『オデッセイ』の製作は私のキャリアの中でも最高の経験の一つで、このように寛大な形で認めてい ただいた事は素晴らしい事であり、本当に感謝しています」と喜びを明かしている。

 

■公開情報
『オデッセイ』
2016年2月5日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

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