エル・ファニング、トランスジェンダーの役柄に挑む 『アバウト・レイ 16歳の決断』公開へ

 『リトル・ミス・サンシャイン』や『サンシャイン・クリーニング』を手がけたビッグ・ビーチ・フィルムズ製作の映画『ABOUT RAY』が、『アバウト・レイ 16歳の決断』の邦題で公開されることが決定した。

 本作は、16歳で心も体も本当の自分“男の子”になると決めたレイの成長の様子を、母親マギーや祖母のドリーら、家族それぞれの視点を交えて描かれた作品。『マレフィセント』や『SUPER8/スーパーエイト』のエル・ファニングがロングヘアをバッサリカットし、トランスジェンダーの主人公・レイを演じているほか、レイの母親マギー役に『21グラム』のナオミ・ワッツ、レズビアンのおばあちゃんドリー役に『ロッキー・ホラー・ショー』のスーザン・サランドンらが名を連ねている。

 9月に開催された第40回トロント国際映画祭のワールドプレミアに登壇したエル・ファニングは、本作の出演について、「これまで演じたどの役よりも誇りに思っているし、レイという男の子が大好き」と語っている。

■公開情報
『アバウト・レイ 16歳の決断』
公開日未定
原題:ABOUT RAY
監督:ゲイビー・デラル
出演:ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン
製作:ビッグ・ビーチ・フィルムズ
Photo by Jeff Vespa/Contour by Getty Images
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