キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック』ジャパンプレミアに登場 野村忠宏に続編出演オファー

 来日中のキアヌ・リーブスが昨日9月30日(水)、主演作『ジョン・ウィック』のジャパンプレミアに登壇した。

 ディファ有明で行われたジャパンプレミアには約600人のファンが駆けつけ、その中から抽選で選ばれた約300人がレッドカーペットに参加。黒のスーツに身を包んだキアヌが姿を現すと、大歓声が沸き起こり、ファンから熱烈な歓迎を受けた。その後、ジョン・ウィックの愛車でもあるマスタングの前でフォトセッションを行い、サインや握手などのファンサービスに笑顔で対応した。

 今年7月に行われた「鈴鹿8耐」での来日以来、64日ぶりに日本を訪れたキアヌは、舞台挨拶で「ミナサーン、コンバンハ!」と日本語であいさつを行い、「日本は光が美しい国。日本の人たちは素晴らしい。日本の方とよく仕事しているが、皆さん素晴らしい。そして食事もおいしい。日本文化・建築物も素晴らしい」と日本の印象を語った。

 本作への出演を決めた理由については、脚本が素晴らしかったこと、ジョン・ウィックのキャラクターが魅力的だったこと、アクションはもちろん、コメディも散りばめられていることなどを挙げ、柔道とガンアクションが融合した新しいタイプのアクション“ガン・フー”についてなど、本作の見どころについてもアピールした。

野村忠宏とキアヌ・リーブス

 その後、アトランタ、シドニー、アテネと3大会連続でオリンピックを制した柔道家の野村忠宏がスペシャルゲストとして招かれ、野村はキアヌにジョン・ウィックの名前が入った柔道の黒帯をプレゼント。「野村さんの華々しい経歴は重々承知しています。そのような素晴らしい方からこのようなプレゼントをいただき、大変光栄です」と、思わぬプレゼントに大喜びする一幕も。また、野村に柔道の演技を絶賛されたキアヌは、今回初めて柔道に挑戦したといい、トレーニングには3~4か月もかけたことを明かした。10月からは本作の続編の撮影が控えているといい、キアヌは「参加してもらえるならとてもうれしい」と答え、対する野村は、「リップサービスだとしてもうれしいですね。撮影が終わったと聞くまでは体を鍛えておきます」と笑顔で応じて、会場を和ませた。

 『ジョン・ウィック』は10月16日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほかにて全国ロードショー。

■公開情報
『ジョン・ウィック』
10月16日(金)、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開
出演:キアヌ・リーブス、ウィレム・デフォー、イアン・マクシェーン
監督:チャド・スタエルスキ
製作:デヴィッド・リーチ
スタントコーディネーター/第二班監督:ダリン・プレスコット
Motion Picture Artwork(c)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.(c)David Lee
配給:ポニーキャニオン R15+
公式サイト:johnwick.jp

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