『シティハンター』冴羽獠が吉祥寺の街中に? 自治体と名作が協力「マンホールカード」を探して

今年(2026年)の秋はなんだか雨ばかり降っているような気がするが、天気のいい日を見計らって、吉祥寺まで、漫画『シティーハンター』(北条司)のマンホールカードをもらいに行ってきた。
マンホールカードとは、日本各地のご当地マンホール蓋をデザインした、コレクション用のトレーディングカード型PRツールのことで、「下水道広報プラットホーム」(GKP)が、国民に下水道への理解・関心を深めてもらうため、全国の地方公共団体と協力して発行しているもの。
カードの表面(おもてめん)には、それぞれのご当地マンホール蓋の写真(および設置場所の緯度・経度)、裏面には、デザインの由来などが印刷されている。
配布場所は、各発行自治体が指定する役所、観光案内所、下水道関連施設などの窓口であり、1人につき1枚、現地に足を運ばなければ入手できない(無料だが、簡単なアンケートに答えないといけない場合もある)。
※いずれのカードも、数に限りがあるのでご注意を。


吉祥寺駅北口周辺には、ヒーロー、ヒロインがいっぱい
さて、今回、私が欲しいと思った『シティーハンター』のマンホールカードは、東京・吉祥寺にある、武蔵野商工会館の1階(武蔵野市観光機構)で配布されている。
館内に入ると、すぐにわかる位置にカードが自動的に排出される機械があり、近くにいる職員の方にひとこと声をかければ、そのまま入手できる。
マンホール蓋に描かれているのは、『シティーハンター』の主人公・冴羽獠とヒロイン・槇村香であり、その“現物”は、JR吉祥寺駅北口を出てすぐ――「ゾウのはな子」の銅像の近くに設置されている。



また、JR吉祥寺駅北口周辺には、この『シティーハンター』のほかにも、『キャッツ♡アイ』(北条司)、『花の慶次~雲のかなたに~』(原哲夫・隆慶一郎)、『北斗の拳』(武論尊・原哲夫)、『よろしくメカドック』(次原隆二)など、名作漫画のヒーロー、ヒロインが描かれたマンホール蓋が7か所に設置されている(これらのマンホール蓋については、各作品の版元でもある株式会社コアミックスが市と連携して製作したとのこと)。


散歩のついでに入手できるのが、マンホールカードの魅力
ちなみに、漫画やアニメのキャラクターが描かれたご当地マンホール蓋は、吉祥寺駅周辺の他にも、日本各地に数多く設置されており、たとえば、東京都内でいえば、西部池袋線の駅を数駅ハシゴすれば(練馬・石神井公園・大泉学園など)、『あしたのジョー』(高森朝雄・ちばてつや)、『銀河鉄道999』(松本零士)、『仮面ライダー』(石ノ森章太郎)、『うる星やつら』(高橋留美子)など、複数のマンホールカードを、比較的短時間でまとめて入手することができる。
※『うる星やつら』のカードの配布場所である練馬区立大泉図書館は、大泉学園駅から少々離れているため、行かれる方はバスを併用されたい。


ことほどさように、マンホールカードの入手場所は、駅やバス停から近い「街の中」である場合が多く(何しろ、観光案内所や役所がおもな配付場所である)、散歩や買い物のついでにもらいに行くことができるという点でも魅力的だ。たとえば、同種の交付配布カードに、「ダムカード」や「発電所カード」、「棚田カード」などがあるが、これらのカードを手に入れるには、配布場所へわざわざ出かけて行く必要があるし、多くの場合、交通の便があまりよくない場所にある。
その点、マンホールカードは、(繰り返しになるが)散歩や買い物のついでに気軽にもらいに行くことができるので、もしお住まいの近くに(漫画・アニメのキャラクターに限らず)何か気になる図案のご当地マンホール蓋があるようなら(そして、それがカード化されているなら)、一度、配付場所を訪ねてみるといいだろう。
























